第37回 日本ハンドボールリーグVS 豊田合成
2012
9.22土
16:00~
AWAY
豊田合成(株)健康管理センター(愛知)
大同特殊鋼
24
10 前半 17
14 後半 12
豊田合成
29
~リーグ2勝目、勝ち点2を追加~
豊田合成は着実に力を付けてきているため、油断ができない。また、課題としてきたプレスディフェンスを仕掛けてくる。練習の成果を発揮し、勝利を手にしたいところ。
前半が開始すると、立ち上がりからフェニックス得意のディフェンスからの速攻が炸裂。末松・武田・山城の速攻で開始2分までに3連続得点を奪い、3-0と最高の立ち上がりを見せる。その後も相手のプレスディフェンスを巧く崩し、12分までに8-3の5点差とする。しかし、そこからノーマークシュートミスなどで得点できずにいると、その間に13分、16分と2度にわたり連続失点を許し9-7と2点差まで詰められる。ここでフェニックスはたまらずタイムアウト。その後の攻撃は失敗に終わったものの、ディフェンスから速攻が炸裂。19分に山城・末松で加点し11-7と再び4点のリードを奪うことに成功。勢いに乗ったフェニックスはその後も相手のプレスディフェンスを崩し、得意のディフェンスからの速攻で加点。前半23分から28分にかけて武田、末松、山城、地引で怒涛の5連続得点をあげ、17-10の大量7点リードで前半を折り返す。
後半が始まると、前半の勢いそのままにいきたいところだが、開始早々相手に得点を許す。すぐに野村のシュートで得点を奪い返すが、そこから相手のプレスディフェンスを攻めあぐねていると5分から相手に連続得点を許し、7分には19-14の5点差とされる。しかし、ここで相手が2分間の退場。その隙に野村・末松で着実に得点を奪い、前半11分までに22-15と再び7点差とし相手に主導権を渡さない。しかし18分からフェニックスはノーマークシュートを相手ゴールキーパーに阻まれ得点できず、20分には25-20と5点差まで詰め寄られる。ここからは取って取られての攻防が続き、お互いに一歩も引かない展開。後半最後に入った下村が得点すると、そこでタイムアップ。29-24の5点差で勝利をつかんだ。課題のプレスディフェンスに対して練習してきたことができた試合であったが、まだまだ課題も残っている。勢いはこのままに、次戦の湧永製薬戦も勝利できるようトレーニングを積み上げていきたい。
ポイント
- フェニックス得意のディフェンスからの速攻で得点を重ねた。
- 序盤からリードし、優位な展開で試合を進めた。
- 課題であったプレスディフェンスを崩すことができた。