第37回 日本ハンドボールリーグVS 大崎電気
2012
10.21日
13:00~
AWAY
中村スポーツセンター(愛知)
大同特殊鋼
29
13 前半 11
16 後半 15
大崎電気
26
~ホーム戦を勝利で飾れず~
試合が始まると、いきなり相手の退場でチャンスをつかむが、このチャンスを生かせず無得点に終わる。すると、前半6分までに相手に3連続得点を許し、0-3とされる苦しい立ち上がり。しかし、積極的なディフェンスから相手のミスを誘うと、岸川・地引の速攻、武田のサイドシュートで一挙に4連続得点を奪い、前半14分に4-3と逆転に成功する。このまま一気に主導権を握り、突き放したいところだったが、相手ゴールキーパーにことごとくノーマークシュートを阻まれ、なかなかチャンスをモノにすることができない。しかし、こちらも負けじとゴールキーパー久保の再三に渡る好セーブで相手に流れをつかませない。このまま、お互いに抜け出せないこう着状態が続く。試合が動いたのは前半25分。イージーミスからの速攻により相手の連続得点で10-11と逆転を許すと、前半終了間際もフェニックスが攻めあぐねている間に連続得点を許し、11-13と2点ビハインドで前半を折り返す。
後半が始まると地引の連続得点で13-13の同点とし、すぐさま追いつく。その後お互いに得点を重ね、主導権の奪い合いが続く。後半6分に相手のミスを突き、山城の速攻、地引のカットインシュートで2連続得点を奪い16-15とし、勢いに乗るかと思われたが、ここから相手に3連続得点を許し、16-18と2点差に。後半13分に相手に行きかけた流れを取り戻そうと棚原、武田のロングシュートで連取し18-18の同点とする。前半同様粘り強く喰らいつく展開が続く。試合が動いたのは、後半19分、フェニックスの退場を切っ掛けに相手に3連続得点を奪われると19-24の5点差と大きく引き離されてしまう。このままでは終われないフェニックスは、野村の連続得点、岸川のカットインなどで4連続得点を奪い猛追するが、終盤の失点が響き、26-29の3点差で敗れた。
ポイント
- 相手にリードを許すも序盤からディフェンスで粘り強く戦った。
- ゴールキーパー久保の好セーブが光った。
- 相手のプレスディフェンスに対し、ミスを連発した。