第38回 日本ハンドボールリーグVS 北陸電力
2013
9.8日
15:15~
AWAY
枇杷島スポーツセンター(愛知)
大同特殊鋼
18
6 前半 12
12 後半 22
北陸電力
34
~今季負け知らず!初戦を完勝~
初戦ホームということで、必ず勝利し、好スタートを切りたいところ。試合開始の笛が吹かれると、高にマンツーマンディフェンスで守る北陸電力。開始5分で2対2の同点。フェニックスは千々波を中心としたディフェンスで相手のリズムを崩すが、それを確実に得点にできない時間帯が続く。お互い守り合うロースコアの展開は続き、開始15分で5-4の1点リード。しかし、ここから武田、千々波を中心としたディフェンスが機能し始める。攻撃的なディフェンスに相手がセットオフェンスでミスを出し始めると、フェニックスは野村の豪快なロングシュートと新人平子のスカイプレーなどで3連続得点に成功。開始20分で8-4とリードを広げる。このままリードを広げると思われたが、相手キーパーに何度もノーマークシュートを止められ、流れを奪われかけたが、フェニックス守護神ゴールキーパー久保が相手のノーマークシュートを何度も防ぎ、流れを譲らない。その後は、高・野村のカットイン、平子のサイドシュートで点差を広げ、前半を12-6の6点リードで折り返す。
後半立ち上がり、岸川の連続得点で14-6とさらにリードを広げる。その後もフェニックスの攻撃は勢いを増し、ボール回しから全員が連動し得点を重ねる。高のカットイン、平子の速攻、武田のロングシュート、千々波のサイドシュートで怒涛の6連続得点。後半10分の時点で21-9の12点差。フェニックスはここからメンバーを入れ替えるが、勢いは止まらない。野村と加藤が相手のプレスディフェンスを2対2で崩し、加藤が確実に得点を決める。後半20分の時点で26-14とし、フェニックスの勢いはここからさらに加速する。またも平子の速攻、棚原の豪快なロングシュート、高の鋭いカットインで3連続得点を決め、後半25分で29-15の14点差とする。ひと時も流れを渡さないままラスト5分を迎え、加藤のポストシュートと棚原のカットインでさらに得点を重ね、34-18の16点差で初戦を完勝した。さらに、この試合で武田選手がリーグ通算500得点の偉業を成し遂げ、祝福の拍手が送られた。今後もチームの大黒柱として、さらなる活躍が期待される。来週からは上位陣との戦いが待っているので、この試合で課題に挙がったことを修正し、勝ち点を重ねたいところ。
ポイント
- 新人平子選手がフル出場、7得点の大活躍をみせた。
- 失点を18点に抑えることができた。
- 武田選手がリーグ通算500得点を達成した。