第38回 日本ハンドボールリーグVS トヨタ紡織九州
2013
9.14土
15:00~
AWAY
神埼中央公園体育館(佐賀)
大同特殊鋼
24
10 前半 12
14 後半 18
トヨタ紡織九州
30
~勢い止まらない!開幕2連勝~
前半早々から、お互い一歩も譲らない攻防が繰り広げられる。フェニックスは固い守りとゴールキーパー久保の好セーブもあり前半10分で3-3の同点。しかし、我慢強くディフェンスを続けていたフェニックスがここで流れをつかむ。千々波のサイドシュート、高の鋭いカットイン、平子のサイドシュート、武田の速攻などで5連続得点を決め、前半17分で8-4と4点差をつける。その後は自分達のミスから速攻で点数を与えてしまう時間もあったが、武田を中心としたディフェンスは集中力を切らさず決して相手にリードを与えることはなかった。前半ラスト90秒には高の豪快なロングシュートと平子のサイドシュートでリードをしっかり守り切り、前半を12-10の2点差で折り返す。
後半が始まると先に点を奪われるものの、加藤のポストシュート、武田の速攻、高のロングシュートで3連続得点を決める。ここからフェニックスの勢いはさらに増す。武田と千々波を中心としたディフェンスが相手のミスを誘い、そこから高が展開して速攻で得点を重ねる。さらにゴールキーパー久保が勝負所で好セーブを連発。オフェンスではリズムの良い展開でサイドまで運び、それを千々波が確実に決め、後半15分の時点で22-15の7点差とする。ラスト10分、相手も粘りを見せフェニックスディフェンスに襲いかかるが、ゴールキーパー久保に代わって入った東が相手のポストショートを気迫のセーブ。フェニックスは最後まで攻めの姿勢を見せ、30-24の6点差で開幕2連勝を飾った。
今週末21日は、いよいよフェニックスの地元東海市でのホーム戦。相手は、こちらも2戦2勝の大崎電気。昨季はプレーオフで勝利したが、リーグ戦は2敗と悔しい結果に終わっているだけに、もう一度気を引き締めて戦いたい。翌22日の相手トヨタ自動車東日本も、今リーグは上位陣と接戦を繰り広げており、決して油断はできない。愛知での2連戦を勝利し、勝ち点を増やしていきたいところ。
ポイント
- エース高が7得点の大活躍を見せた。
- 新人平子の安定感あるプレーがチームに勢いをつけた。
- ゴールキーパー久保の度重なる好セーブがチームを救った。