第38回 日本ハンドボールリーグVS トヨタ車体
2013
10.20日
13:00~
AWAY
知立市福祉体育館(愛知)
大同特殊鋼
30
15 前半 9
15 後半 16
トヨタ車体
25
~連勝ストップ、痛い初黒星~
フェニックスは今年に入ってトヨタ車体にまだ負けていないが、トヨタ車体は国体優勝の大崎電気も降しており、現在リーグ順位も2位と決して油断できない強敵である。試合開始早々に相手に先制点を許す。前半5分で2-3と1点リードを許し、相手にペースをつかまれる。岸川のロングシュート等で点差を縮めるものの、オフェンスミスが重なり、相手に連続で得点を許す。前半18分、高の速攻、加藤のポストシュートで得点を重ねるが、11-6と5点差をつけられる苦しい展開。この後、武田の強烈なロングシュートが2本連続で決まり、前半22分に8-11の3点差まで詰め寄る。平子もサイドシュートを決めるが、ラスト5分で3連続得点を許し、9-15の6点差で前半を折り返す。
後半が始まるが、またも先制される。加藤のポストシュート、武田のロングシュートでフェニックスも得点を重ねるが、後半5分で11-18の7点のリードを許す苦しい状態が続いたため、後半開始早々タイムアウトを要求する。このタイムアウトを切っ掛けに、フェニックスに流れが訪れる。高の強烈なロングシュート、平子のサイドシュートで3連続得点を決め、ディフェンスでは武田、千々波を中心に積極的にプレッシャーをかけ、相手のミスを誘う。7点あった点差も後半13分には17-19の2点差まで縮め、このまま流れをつかめるかと思われた。しかし、15分過ぎから相手に連続得点を許し、後半20分の時点で19-25と再び6点差をつけられる。フェニックスも最後まで積極的なディフェンスでミスを誘い、得点を重ねるものの点差はなかなか縮まらず、25-30の5点差でリーグ戦今季初黒星を喫した。この敗戦を次の試合に活かし、もう一度リズムを取り戻したいところ。
ポイント
- エース高が7得点を決める活躍を見せた。
- 最後まで集中力を切らさず、戦い抜いた。
- ノーマークシュートに課題が残る試合となった。