第38回 日本ハンドボールリーグVS トヨタ紡織九州
2013
11.24日
13:00~
AWAY
枇杷島スポーツセンター(愛知)
大同特殊鋼
25
11 前半 15
14 後半 17
トヨタ紡織九州
32
~ホームで9勝目、首位をキープ~
試合が始まると、相手は変則ディフェンスでフェニックスに襲いかかるが、司令塔の岸川が相手をパワーで振り切り、先制点を決める。その後、相手に得点を許すが、すぐさま加藤のポストシュートで同点とする。ここから武田と千々波を中心としたプレスディフェンスが相手の攻撃のリズムを崩す。積極的なディフェンスからパスカットに成功すると、速攻につなげて得点を重ね、セットオフェンスではポスト加藤を使った2対2と、岸川のロングシュートなどで前半10分過ぎに5-5の同点とする。しかし、ここから相手にリードを許し、フェニックスが追いかける展開となる。何度も点差を広げられる場面があったが、ゴールキーパー東が好セーブを連発し、この時間帯を耐え凌ぐ。そしてラスト5分、フェニックスが怒涛の反撃を開始する。相手のセットオフェンスを押さえこむと、武田が速攻から強烈なロングシュートを決め、平子、高も速攻で得点を決めると、最後は千々波の華麗なスカイプレーが決まり、6連続得点を奪う。フェニックスペースで前半を15-11の4点リードで折り返す。
後半も前半の勢いのままフェニックスがペースをつかむかと思われたが、相手に序盤の流れを奪われると後半7分には17-17と試合を振り出しに戻される。その後は1点を争う緊迫した展開が続き、17分を過ぎたところで21-21の同点。勝負を左右するラスト10分、ここで流れをつかんだのはフェニックス。加藤のポストシュートで1点をリード、そして新人の久保(龍)が得意の1対1を果敢に仕掛け得点を奪う。勢いに乗った久保(龍)がまたも得点を決め、25分で28-22の6点差とする。そしてラスト5分、勢いに乗ったフェニックスは久保(龍)、加藤、高が3連続得点を決めると、最後は野村がカットインからシュートを決め、32-25の7点差でホームゲームを勝利した。
ポイント
- ゴールキーパー東が勝負所で好セーブを連発した。
- 新人久保(龍)が後半チームに勢いを与えた。
- 武田、千々波を中心としたディフェンスが機能した。