試合日程・結果

5～6位決定戦の相手は、トヨタ自動車東日本。若い選手が多く、60分間通して走り通す勢いがあり、決して油断できない相手である。試合が始まると今回も先制点を相手に奪われる。フェニックスもすぐ得点を奪い返したいところだが、相手のプレスディフェンスを崩すことができず、逆にミスから相手に連続得点を許してしまう。その後、高のロングシュートで得点を奪い返すも、勢いに乗った相手に押される展開が続き、前半10分までに4－9と5点をリードされる。ここで、ディフェンスに武田が入り、徐々に落ち着きを取り戻してリズムをつかんだフェニックスは、久保（龍）のカットイン、武田の強烈なロングシュートなどで3連続得点。その後も着実に得点を重ね、前半28分に14－14の同点に追いつく。さらに前半終了間際、高の鋭いカットインからの得点で逆転に成功し、前半を15－14の1点リードで折り返す。

後半に入るとアグレッシブなディフェンスから相手のミスを誘い、高、武田のロングシュート、岸川、久保（龍）のカットインで4連続得点を奪い、立ち上がりから相手を突き放す。その後も高のロングシュート、久保（龍）のブラインドシュートで着実に得点を重ね、後半20分までに29－22の7点差と相手を引き離す。その後も加藤のポストシュート、石橋のサイドシュート、池辺・藤江のロングシュートで4連続得点を奪い、60分間チーム一丸となって戦い、35－24の11点差で勝利を収め、社会人選手権大会は5位という結果で幕を閉じた。

地元愛知県開催で多くの方に会場に足を運んで応援にお越しいただいたにも関わらず、5位というとても悔しい結果に終わった。この社会人選手権で出た課題を10月のリーグ開幕戦までに1つでも多く克服し、もう一度「日本一」に返り咲くことができるように日々の練習に励みたい。

ポイント

• 久保(龍)（10点）、高（9点）の活躍が光った。
• 終始安定したディフェンスで守ることができた。