第39回 日本ハンドボールリーグVS トヨタ自動車東日本
2014
11.22土
15:00~
AWAY
東根市民体育館(山形県)
大同特殊鋼
16
6 前半 13
10 後半 13
トヨタ自動車東日本
26
~若手の飛躍で快勝のフェニックス~
トヨタ自動車東日本は若手を主体としたチームなだけに勢いがあり、波に乗らせてはいけない。
試合開始早々、野村のロングシュートで先制点を挙げる。その後、相手のラフプレーから2分間の退場を奪い、石橋、平子のサイドシュート、岸川、藤江のカットイン、千々波の速攻などで怒涛の8連続得点で試合を優位に進める。持ち前のディフェンスとゴールキーパー久保(侑)の好セーブも続き、前半15分までに8-0と大量リードを奪い、最高の立ち上がりを見せる。その後、失点するものの相手のプレスディフェンスに対して焦ることなくしっかりと攻撃を組み立て、池辺、藤江のカットインで確実に得点を奪いながら前半20分までに10-4と6点をリードする展開。その後も武田、千々波、ゴールキーパー久保(侑)を中心とした安定したディフェンスで相手に得点を簡単に許さず、13-6の7点リードで前半を終える。
後半に入り、藤江の切れのあるカットインで先取点を挙げる。このまま勢いに乗っていきたいところであったが、相手のアグレッシブなディフェンスにミスが出てしまい、その間に連続得点を奪われるものの岸川の体格を活かしたカットイン、加藤の粘りあるポスト、千々波のロングシュートでの得点やゴールキーパー久保(侑)の再三の好セーブもあり、相手に流れを渡すことなく、後半10分までに16-11と5点をリードする。さらに岸川の2連続得点で相手を突き放し、後半15分までに19-13とリードを6点差に広げる。岸川の得点で勢いに乗ったフェニックスは、平子のサイドシュート、岸川のカットイン、池辺のロング、加藤のポストなどで7連続得点を奪い、後半27分までに26-15とこの日最大の11点差を付け相手を寄せ付けない。試合終了間際、相手に得点を許すも26-16の10点差で快勝した。若手も活躍しながら確実に勝ち点を奪ったフェニックス。この勢いを継続して、次の大崎電気戦に臨みたい。
ポイント
- 得意のディフェンスで失点を最小限に抑えた。
- ゴールキーパー久保(侑)の好セーブが光った。
- 相手のプレスディフェンスに対して効果的に攻めることができた。