第66回 全日本総合ハンドボール選手権大会VS 琉球コラソン
2014
12.27土
15:20~
AWAY
愛知県体育館(愛知)
大同特殊鋼
21
9 前半 7
12 後半 15
琉球コラソン
22
~悲願の日本一に届かず、準優勝~
準決勝の相手は、琉球コラソン。社会人選手権では延長戦の末に敗北を喫しており、必ず勝利して決勝に駒を進めたいところ。
試合が始まると相手に先制を許したものの、すぐさま藤江の3連続得点、平子のサイドシュートで4連続得点を奪い、前半10分までに4-1と3点リードする展開に。このまま勢いに乗っていきたいところだがミスが続き、相手を突き放すことができず、前半16分には4-5と逆に1点のリードを許す。その後もオフェンスが上手くかみ合わず、7-9の2点ビハインドで前半を折り返す。
後半に入ると、加藤、高、藤江が3連続得点を奪い、10-9とすぐさま逆転する。その後は、点の取り合いとなり、後半24分までに19-19の同点と、お互い一歩も譲らない展開に。しかし、ここで藤江のカットインから相手の退場を誘い、数的優位な状況を作ると野村と地引が確実に得点を挙げ、後半27分までに21-19と2点をリードする。このまま勝利かと思われた試合終了間際、相手はゴールキーパーも攻撃に参加し、試合終了5秒前に同点ゴールを決められてしまう。誰もが延長戦に突入と思った瞬間、千々波が相手の隙を突いて冷静にコート中央から無人のゴールにシュート。これが見事に決まり、22-21の1点差で劇的な勝利を収めた。
ポイント
- ポスト加藤(5点)、ゴールキーパー久保(侑)の活躍が光った。
- 得意のディフェンスから速攻で得点を奪うことができなかった。