第39回 日本ハンドボールリーグVS トヨタ紡織九州
2015
1.11日
18:00~
AWAY
小松総合体育館(石川県)
大同特殊鋼
23
11 前半 19
12 後半 16
トヨタ紡織九州
35
~2015年初戦快勝、好発進~
トヨタ紡織九州に前期は勝利しているものの、若手中心の勢いのあるチームなだけに気の抜けない相手である。
試合開始早々、相手に先制点を許すが、すぐさま平子が2連続でサイドシュートを決め逆転する。相手も負けじと得点を奪い返してくるが、野村のロングシュート、地引、高の速攻で3連続得点し、前半6分までに5-3と2点をリードする。このまま流れを掴みたいフェニックスは得意のディフェンスで武田、千々波、久保(侑)を中心とした堅い守りを展開し、相手のミスを誘うと、高のロングシュート・速攻、平子のサイドシュート・速攻で4連続得点を奪い、前半13分までに9-4とリードを5点差に広げる。相手はたまらずタイムアウトを請求し、連続得点で反撃を図るが、フェニックスは加藤のポストシュート、岸川のカットイン、平子のサイドシュート、高のロングシュートで4連続得点を奪い、前半19分までに13-7と6点差をつける。完全に勢いに乗ったフェニックスは、さらに高のロングシュート、加藤のカットイン、平子のサイドシュートなどで4連続得点を奪い、前半26分までに17-8と9点差をつけ、試合を優位に進める。その後、相手に得点を許すも19-11の8点差で前半を折り返す。
後半に入り、相手に先制を許すも加藤のポストシュート、平子の7mスロー、高のロングシュートで3連続得点を奪い、後半5分までに22-12と10点差をつける。このまま相手を引き離したいところだが、相手に連続得点を奪われてしまう。しかし、ここから野村のカットイン、高の2連続ロングシュート、平子のサイドシュート、岸川のカットインと怒涛の5連続得点を挙げ、後半13分までに27-15の12点差とリードをさらに広げる。試合を完全に支配したフェニックスは、その後も攻撃の手を緩めず、高、岸川、久保(龍)が3連続得点を挙げ、後半20分までに30-16と、この日最大の14点差をつける。その後も石橋の速攻などで得点を着実に重ね、35-23の12点差で快勝し、2015年の初戦を最高の形でスタートを切ることができた。
ポイント
- 高(11点)、平子(8点)の活躍が光った。
- 全員が戻る意識を徹底し、簡単な失点を防いだ。
- ディフェンスから速攻で効果的に得点を挙げ、30点以上取ることができた。