試合日程・結果

社会人選手権初戦の相手は、1回戦でHC岩手に勝利したトヨタ紡織九州。試合開始早々、平子のサイドシュートで先制すると、その後も朴、藤江らで得点を重ね、前半7分までで5-1と好スタートを切る。10分過ぎからディフェンスの連携が取れず連続失点する場面もあったが、ゴールキーパー久保(侑)を中心に立て直し、東江、平子、藤江の速攻に繋げ得点を伸ばす。オフェンスでは得意の素早いパス回しから野村、朴、東江、池辺が確実に得点を挙げ、17-9と大量8点をリードして前半を折り返す。

　後半も杉本、藤江、東江らが躍動感あるプレーで得点を重ね、試合を優位に進めるフェニックス。しかし10分過ぎ、オフェンスでの連携などミスが続き、相手にじわじわと追い上げられる展開に。ここで踏ん張ったのがゴールキーパーの久保(侑)。連続ファインセーブなどで相手の追撃を許さない。失点が減って落ち着きを取り戻したフェニックスは、ここから池辺、加藤、杉本で確実に得点を伸ばす。残り5分には藤江、平子、東江の3連打で32-27と相手を突き放し、勝負を決めた。35-28の7点差で勝利し、決勝リーグに駒を進めた。

ポイント

• 前半、得意のディフェンスからの速攻で得点し勢いに乗った。
• オフェンスがしっかり機能し、相手ディフェンスを攻略した。