第41回 日本ハンドボールリーグVS トヨタ紡織九州
2016
09.19月
13:00~
AWAY
ひたちなか市総合運動公園
大同特殊鋼
24
16 前半 16
8 後半 16
トヨタ紡織九州
32
~安定したディフェンスで手堅く2勝目~
日本リーグ第3戦の相手はトヨタ紡織九州。ここ最近の試合では負けていないが、若い選手が多く、勢いに乗せると危険なチーム。落ち着いて、自分たちのプレーを徹底し、優位に試合を運びたい。
前半開始早々、藤江のロングシュートで先制するが、序盤はお互い速い展開で点の取り合いとなる。フェニックスは池辺の7mスロー、平子のサイドシュート、再び池辺の7mスローで前半10分までに5-4と1点をリードする。このままリードを広げたいことろだが、持ち前のディフェンスがなかなか安定せず、相手に得点を許す厳しい展開が続く。東江、平子のサイドシュートなどで得点を重ねるが、20分過ぎからオフェンスが機能しなくなり、連続失点で相手に逆転を許し、11-15と4点差を付けられる厳しい展開に。しかし、負けられないフェニックスは、藤江の3連続得点、平子の速攻で追い上げ、残り5秒で藤江がロングシュートを決め、16-16の同点で前半を折り返す。
後半に入ると、得意のディフェンスが機能し始め、相手のスピードあるオフェンスを冷静に防ぐ。そして平子のサイドシュート、千々波のロングシュート、朴のポストシュートなどで得点を重ね、徐々に点差を広げていく。イージーミスにより相手に逆速攻を許す場面もあったが、ゴールキーパー久保(侑)の度重なるファインセーブで相手の勢いを完全に抑えると、その隙に東江、久保(龍)の速攻などで得点を重ね、15分には25-19と6点をリード。その後は落ち着いた試合運びで、池辺の2連続得点、朴、加藤のポストシュートなど点差を広げ32-24の8点差で勝利し、今季2勝目をマークした。
ポイント
- 地元茨城県出身の池辺選手の活躍(6得点)が光った。
- 後半、安定したディフェンスで失点を最小限に抑えた。