チケット

試合日程・結果

第41回 日本ハンドボールリーグVS トヨタ自動車東日本

2016

10.23

15:30~

AWAY

静岡市中央体育館

大同特殊鋼

26

11 前半 10

15 後半 17

トヨタ自動車東日本

トヨタ自動車東日本

27

~接戦をものにし、貴重な白星を得る~

日本リーグ第6戦の相手は、トヨタ自動車東日本。8月に行われた全日本社会人選手権では勝利しているが、昨季はリーグ3位でプレーオフに出場し、地力を持っている。ミスを失くし、序盤から勢いを付けて、自分たちのペースで優位に試合を進めたい。

試合開始早々、野村の豪快なロングシュートでフェニックスが先制。しかし、すぐさま失点し、その後はお互いに点の取り合いが続く。東江のロングシュート、朴の2連続ポストシュートで得点を重ね、前半10分でロースコアではあるが、5-3と2点のリードを奪う。フェニックスは東江、野村のロングシュートなどで得点するが、ここからオフェンスが機能しなくなり、得点が止まる。その間に連続失点し、一度は逆転されてしまうが、朴のポストシュート、杉本の速攻で食らいつき、26分に藤江のロングシュートで10-10の同点に追いつく。しかし残り30秒で失点し、10-11の1点ビハインドで前半を折り返す。

後半に入り、藤江がロングシュートを決め、すぐ同点に追いつく。しかし、すぐさま2連続で失点し、11-13と2点差リードを許す苦しい展開に。何とか流れを引き寄せたいフェニックスはここから怒涛の反撃を見せる。東江のロングシュートを皮切りに、朴のポストシュート、久保(龍)のサイドシュート、東江の3連続打、杉本の速攻と驚異の7連続得点で2点のビハインドから一気に19-14と逆転に成功。守っても千々波を中心としたディフェンスが良く機能し、相手の素早いボール回しを止めると、ピンチの局面でもゴールキーパー久保(侑)がビッグセーブを連発。自分たちに流れを引き寄せ、試合を優位に進める。しかし、相手も簡単には諦めず、粘りのある攻めで徐々に点差を縮める。しかし、杉本のサイドシュート、藤江のカットイン、東江のロングシュートなどで確実に得点を重ね、常に2、3点のリードをキープし、冷静に試合を進める。このまま逃げ切りたいフェニックスは、20分に朴がポストシュートを決め、23-19の4点差とするが気の抜けない状況が続く。東江のロングシュート、藤江のカットインで残り5分、26-23と3点リードを奪うが、相手も負けじと必死に食らいつき、試合終了までどちらが勝つか分からない緊迫した状況が続く。残り3分、朴がポストシュートを決めるが、すぐさま失点し、27-25の2点差に。さらに残り18秒で失点し、27-26と1点差にまで詰め寄られるが、フェニックスは慌てることなく最後までボールをキープし、そのままタイムアップ。27-26で接戦を制し、3位へ浮上した。

  • 大活躍の東江選手
  • 久保(侑)選手のセーブ
  • 安定したディフェンス
  • 後半、怒涛の攻めを見せたオフェンス

ポイント

  • 東江選手の活躍が光った。(9得点)
  • 後半、得意のディフェンスから速攻で勢いを取り戻した。