第41回 日本ハンドボールリーグVS 琉球コラソン
2016
11.06日
14:00~
AWAY
名護21世紀の森体育館
大同特殊鋼
24
11 前半 16
13 後半 17
琉球コラソン
33
~琉球コラソンに勝利し、首位に浮上~
日本リーグ第9戦の相手は琉球コラソン。開幕戦は接戦の末1点差で勝利しているが、機動力を活かしたディフェンスからの速攻が持ち味のチームで、ツボにはまった時の爆発力はリーグ屈指。勢いに乗せないよう、まずはディフェンスを固め、序盤から主導権を握りたい。
試合開始早々、地元沖縄県出身の東江が速攻からロングシュートを決めて先制。さらに久保(龍)の速攻、平子のサイドシュートで得点し、開始8分で3-1と、まずまずの立ち上がりを見せる。その後も、千々波を中心としたディフェンスで相手の失点を抑えると、東江のロングシュート、千々波の速攻で再び連取。11分からは久保(龍)のサイドシュート、朴のポストシュート、藤江のステップシュート、東江のロングシュートで怒涛の4連続得点を挙げ、15分までに9-2と7点をリード。相手も負けじと追い上げるが、平子のサイドシュート、東江のロングシュート等、序盤のリードをキープし、試合を優位に展開する。しかし、20分過ぎからオフェンスのミスが出始め、逆速攻から3連続失点し、なかなか突き放すことができない。その後は、ディフェンスで何とか踏ん張り、藤江のカットインシュート、朴のポストシュート、野村のロングシュート等で得点を重ね、16-11の5点リードで前半を折り返した。
後半に入ると、立ち上がりから野村の3連打、久保(龍)の速攻2連打による5連続得点と最高の出だしを見せ、後半7分に21-11とリードを10点まで広げた。ここからは、ディフェンスを中心に落ち着いた試合運びで、常に8点~9点差をキープし、反撃の隙を与えない。相手も流れを変えようとゴールキーパーを外し、決死の7人攻撃を仕掛けてくるが、これを確実に守ると、千々波が自陣から無人のゴールに超ロングシュートを決める。その後も、安定したディフェンスからゴールキーパー久保(侑)が確実にシュート止める良い展開が続き、その間に東江のロングシュート、加藤のポストシュート等でラストスパートをかける。さらに27分から下村の技ありカットイン、加藤のポストシュート、池辺の速攻で3連続得点を挙げ、33-24で快勝。安定感を増しているディフェンスを中心に、終始安定した試合運びで7勝目を挙げた。また、5日に首位の大崎電気が湧永製薬に敗れたため、フェニックスは今季初めて首位に浮上した。
ポイント
- 地元沖縄県出身の東江の活躍が光った。(8得点)
- 千々波を中心としたディフェンスで失点を最小限に抑えた。