第68回 日本ハンドボール選手権大会VS 大崎電気
2016
12.24土
13:00~
AWAY
エスフォルタアリーナ八王子/駒沢体育館
大同特殊鋼
24
10 前半 14
14 後半 9
大崎電気
23
~準決勝で惜敗 3位に終わる~
準決勝の相手は大崎電気。今季リーグ戦で唯一敗北している相手であり、これまでも多くの熱戦を繰り広げてきた宿敵である。まずはディフェンスを安定させ、スタートから一気に勢いに乗りたい。
試合開始早々、久保(龍)の速攻で先制すると、野村のロングシュート、東江の7mスローで3-1と絶好のスタートを見せる。相手も巧みな攻撃で徐々に追い上げてくるが、フェニックスは東江のロングシュート、藤江のカットインでリードを保つ。守っても千々波を中心としたディフェンスが良く機能し、ゴールキーパー久保(侑)の安定したキーピングもあって相手に簡単に得点を許さない時間が続く。
フェニックスは東江のロングシュート、野村のロングシュート、藤江のカットイン、またまた東江のロングシュートと4連続得点を挙げ、前半15分で10-5とリードを広げる。その後、4連続得点を許すが、すぐさま久保(龍)のサイドシュート、東江の速攻、野村のロングシュート、東江のロングシュートで取り返し、相手に主導権を握らせることなく14-10の4点リードで前半を折り返した。
後半に入り、相手の速攻で2点差まで詰め寄られるが、今大会絶好調の東江のロングシュート、7mスロー等で2点から3点差を保ったまま試合を優位に進める。このまま逃げ切りたいフェニックスは、野村のロングシュート、杉本の速攻等で冷静に得点を重ねるが、相手を簡単には引き離すことができず21-19の2点リードで試合時間は残り10分に。
1点を争う緊迫した展開の中、フェニックスは千々波のカットイン、東江のロングシュートで2点リードを保っていたが、残り90秒で相手に得点を許し、23-22の1点差に詰め寄られる。さらにこのプレーで退場者を出し、残り時間を1人少ない状態で戦うことになった。なんとか逃げ切りたいフェニックスであったが、残り25秒で得点され同点。さらに最後の勝負をかけたポストへのパスが相手にカットされ、残り1秒で速攻を決められ万事休す。23-24で逆転負けを喫し、準決勝で敗退した。
ポイント
- 東江の活躍が光った。(12得点)
- 後半、相手の勢いを抑えることができなかった。