第41回 日本ハンドボールリーグVS 大崎電気
2017
02.12日
13:00~
AWAY
中村スポーツセンター
大同特殊鋼
22
11 前半 11
11 後半 13
大崎電気
24
~接戦をモノにし、首位をキープ~
前半開始早々、藤江のミドルシュートで先制すると、その後も久保(龍)のポストシュート、野村のロングシュートによる3連続得点で好スタートを切る。しかし、相手も慌てることなく、確実に得点を積み上げるが、フェニックスも平子の速攻・サイドシュート、野村のロングシュート等で冷静に得点を挙げ、試合序盤から勢いに乗る。ディフェンスも千々波を中心とした守りでミスを誘い、相手を翻弄する。その後も野村のロングシュート、朴のポストシュート、平子のサイドシュートで得点を重ねるが、相手も素早い速攻等で簡単には点差を広げさせてくれず、15分過ぎに7-5と2点をリードするロースコアの展開に。
緊迫した状況が続く中、東江がロングシュートと7mスローを決めるも、それ以降オフェンスが機能しなくなり、その隙に相手に連続得点を許し、25分に9-9の同点に追い付かれる。なんとかリードして前半を折り返したいフェニックスであったが、相手の巧みな攻めに逆転を許す。しかし、負けじと朴がポストシュートを決め、さらには前半終了間際に東江がロングシュートを決め、11-11の同点で前半を折り返す。
後半に入ると、石橋のサイドシュートで先制。その後も朴のポストシュート、杉本のサイドシュート、石橋の速攻等で怒涛の4連続得点を挙げ、後半10分には17-12とリードを5点に広げる。このまま突き放したいところであったが、中盤でミスが続き、18-18の同点に追いつかれる。その後は拮抗した展開が続くが、フェニックスは藤江のカットインシュート、石橋のサイドシュートで得点を重ね、試合は接戦のまま終盤を迎える。
相手のスピーディーな攻撃に何度もピンチを迎えるが、ゴールキーパー久保(侑)の度重なるスーパーセーブで相手の勢いを止め、その間に藤江の速攻、野村のカットインシュート、朴のポストシュートで25分には23-21と2点をリード。このままリードを保って勝利したいフェニックスは、機動力のある堅い守りで最後まで相手の攻めを耐え抜くと、残り45秒に東江がダメ押しのロングシュートを決め、試合を決定づけた。24-22で勝利したフェニックスは勝ち点を23に伸ばし、リーグ首位をキープした。
ポイント
- 勝負所でゴールキーパー久保(侑)の活躍が光った。
- 後半、粘り強いオフェンス・ディフェンスで相手を引き離した。