第41回 日本ハンドボールリーグ プレーオフVS 大崎電気
2017
03.19日
13:20~
AWAY
駒沢体育館
大同特殊鋼
29
19 前半 10
10 後半 16
大崎電気
26
~決勝で敗れ王座奪還ならず~
プレーオフ決勝の相手は大崎電気。今季は社会人選手権で勝利、レギュラーシーズン1勝1敗、日本選手権では逆転負けと、2勝2敗の五分の成績。巧みな攻めと素早い速攻が脅威のため、堅実なディフェンスから速攻で得点する、フェニックス得意のパターンで序盤から試合を優位に進めていきたいところ。
試合開始1分に藤江のカットインで先制するが、その後は相手の勢いある攻めに対して受け身になってしまい、前半5分で1-4と苦しい立ち上がり。なんとか流れを取り戻したいフェニックスであったが、相手の勢いを止めることができず、10分で3-10と苦しい展開が続く。
フェニックスは平子のサイドシュート、東江のロングシュート等でなんとか得点を重ねるが、最大の武器であるディフェンスが相手の勢いに崩され、反撃の糸口が見つからない。その後は、東江の速攻、ロングシュート、朴のポストシュート、野村のロングシュート等で得点を挙げるが、序盤の流れを取り戻すことができず、10-19の9点ビハインドで前半を折り返した。
後半に入り、久保(龍)のサイドシュート、東江の7mスローによる連続得点で、少しずつ流れを自分たちに引き寄せるフェニックス。その後はお互い点の取り合いになるが、後半から入ったゴールキーパー田中の活躍もあり、朴のポストシュート、杉本のサイドシュート、東江のロングシュート、7mスロー等で徐々に点差を詰め、20分過ぎには21-24と3点差まで詰め寄った。
一気に追いつきたいところであったが、大事な場面でシュートチャンスを相手ゴールキーパーにことごとくセーブされ、26-29の3点差で敗れた。「王座奪還」を掲げて挑んだ今大会であったが、あと一歩のところで頂点に届かなかった。プレーオフの課題をしっかりと克服し、来年度こそ“不死鳥”のごとく王者に返り咲きたい。
ポイント
- 東江の活躍(11得点)が光った。
- 序盤で相手に勢いを与えてしまった。