第42回 日本ハンドボールリーグVS 豊田合成
2017
09.17日
14:00~
AWAY
AGF鈴鹿体育館(三重県)
大同特殊鋼
25
15 前半 12
10 後半 13
豊田合成
25
~粘りを見せるも引分けに終わる~
日本リーグ第4戦の相手は豊田合成。今季から外国人選手を1名追加補強し、確実に力を付けてきているチームである。接戦が予想されるが、持ち前のチームワークを武器に勝利し、リーグ2連勝で勢いに乗りたいところ。
試合開始早々、石橋の速攻で先制するが、すぐ相手に得点される。その後、ゴールキーパー田中のファインセーブもあり互角の展開が続く。ここから東江、藤江、石橋、野村等が得点するが、相手の正確なオフェンスを守り切ることができず、15分で6-9と3点のリードを許す。
その後、杉本の3連続得点で追い上げを見せるフェニックスであったが点差は縮まらず、12-15の3点ビハインドで前半を折り返した。
後半開始早々、朴のポストシュート、平子の速攻で14-15の1点差まで詰め寄る。しかし、ここから2連続失点で再び3点リードされる苦しい展開。このまま離されたくないフェニックスは久保(龍)、東江の2連続得点で息を吹き返すと、更に東江、平子の2連続得点で15分に20-20の同点に追いついた。
この勢いのまま突き放したいフェニックスであったが、相手も意地を見せ20分で21-23と再び2点リードされる劣勢な展開。ここで粘りを見せたいフェニックスは朴、池辺の2連続得点で23-23と再び同点とする。一進一退の緊迫した雰囲気の中、残り5分を切ったところから地元・三重県出身の平子が2連続得点を挙げ、試合時間残り20秒で25-24と遂に逆転する。このまま逃げ切りかと思われた試合終了間際、相手にミドルシュートを決められてタイムアップ。25-25の同点で試合を終えた。
課題の残る試合になったが、劣勢な展開からの粘りや終盤の逆転など、今後に繋がる良い収穫もあった。