第42回 日本ハンドボールリーグVS トヨタ紡織九州
2017
12.16土
15:00~
AWAY
神埼中央公園体育館(佐賀県)
大同特殊鋼
28
16 前半 14
12 後半 15
トヨタ紡織九州
29
~接戦を制し貴重な勝ち点を獲得~
日本リーグ第19戦の相手はトヨタ紡織九州。今季の日本リーグでは1巡目、2巡目ともに勝利しているが、韓国代表2名が在籍し、勢いに乗った時の爆発力を持っているチームである。しっかりとディフェンスを固め、確実に勝利したい。
前半開始早々、相手に2連続得点されるが、新加入の尹(ユン)がロングシュートを決め、互角の立ち上がりを見せる。その後、野村、尹で得点を挙げるが、ホーム戦の勝利に燃える相手を前になかなかリードが奪えず、8分が経過して3-5と2点ビハインドの展開に。
このまま引き離されたくないフェニックスは、相手のミスをきっかけに杉本、尹、杉本で3連続得点を挙げ、12分に6-5と逆転に成功。しかしすぐ相手に得点され、同点に追いつかれる。ここからは一進一退の攻防が続くが、残り2分から相手に連続得点され、14-16の2点ビハインドで前半を折り返した。
後半は野村のロングシュートが決まり試合が動き出すが、前半同様に一進一退の攻防が続き、なかなか追いつくことができない。しかし、何としても勝利が欲しいフェニックスは野村、尹の連続得点で10分に20-20の同点とする。その後、相手の得点で再びリードを奪われるが、平子、朴の連続得点で遂に逆転に成功。
一気にリードを広げたいところだが、ミスからの連続失点で20分に23-24と再び逆転される。その後、朴、尹の得点で再び逆転するが、ここからリードを広げることができず、残り5分で26-26と緊迫したシーソーゲームとなる。
ここから平子、藤江の連続得点で2点リードするが、相手の攻撃を防ぎ切れず連続失点で残り40秒に28-28と再び同点とされる。ここでフェニックスはタイムアウトを要請。迎えた最終局面、決めれば勝利のシュートを一度は相手に防がれたが、このリバウンドを野村が執念で掴みゴールを決め、29-28の1点差で勝利を収めた。
接戦の中、引分けではなく勝ち切って勝ち点2を獲得できたことは大きな収穫。新加入の尹とのコンビネーション等、課題は多く見つかったが、12月22日(金)から始まる日本ハンドボール選手権大会に向け、勢いに乗ることができた好ゲームとなった。
この結果、通算成績を11勝2分6敗とし、リーグ4位をキープした。