第42回 日本ハンドボールリーグVS 北陸電力
2018
03.04日
13:00~
AWAY
北陸電力福井体育館フレア(福井県)
大同特殊鋼
24
13 前半 8
11 後半 14
北陸電力
22
~第42回 日本ハンドボールリーグ VS 北陸電力~
日本リーグ第23戦の相手は北陸電力。今季の日本リーグでは1巡目、2巡目ともに勝利を収めているが、リーグ2位のトヨタ車体に勝利するなど爆発力があるチームであるため、気を抜くことのできない一戦である。更に、この試合で引き分け以上であれば自力でプレーオフ出場権を獲得できるため、何としても勝利が欲しい。
試合開始から約2分、尹のロングシュートで先制したフェニックス。そのまま勢いに乗りたいところだったが、逆に3連続得点を許し1-3と不安な立ち上がりとなる。その後、東江や尹の得点で追い上げを図るが、相手のオフェンスを防ぎ切れず点差が縮まらない。
前半12分から東江、野村の連続得点で何とか5-5の同点に追いついたフェニックスは、その後も朴、尹等が得点を重ねるが、なかなかリードが奪えない。一進一退の攻防が続く中、20分を過ぎた辺りからオフェンスでのミスが続き、6連続失点で8-13とされ、そのまま5点のビハインドで前半を折り返した。
後半に入り気合を入れなおしたフェニックスだったが、前半の流れを断ち切ることはできず、連続得点されこの試合最大となる7点のリードを許す。これ以上離されたくないフェニックスは朴、尹等の得点で追い上げを図ると、平子の得点で10分に12-16と4点ビハインドまで点差を縮める。このまま追いつきたいフェニックスは尹のロングシュート、千々波の速攻で更に追い上げるが、相手のオフェンスを守り切ることができず点差がなかなか縮まらない。
16-23と劣勢な展開で迎えた25分過ぎ、勝利への執念から怒涛の追い上げを見せるフェニックス。アグレッシブなディフェンスでプレッシャーをかけ相手のミスを誘い、これを速攻に繋げる得意のパターンで5連続得点を挙げ、21-23と一気に2点差まで詰め寄った。しかし、怒涛の追い上げもここまで。最終的には22-24の2点差で敗北となった。
前半、後半ともに立ち上がりの悪さが目立ち、劣勢な状況からどう戦うか等、課題が多く残る試合となった。
この結果、通算成績は13勝2分8敗となりプレーオフ出場権獲得は次週に持ち越しかと思われたが、現在リーグ5位の湧永製薬が同日に行われたトヨタ車体戦に敗れたため、プレーオフへの出場が確定した。
レギュラーシーズンも残すところあと1試合となったが、この試合で出た課題を何としても克服し、プレーオフへと繋げたい。