第43回日本ハンドボールリーグVS 北陸電力
2018
09.29土
15:15~
AWAY
枇杷島スポーツセンタ―
大同特殊鋼
21
13 前半 16
8 後半 17
北陸電力
33
~二連戦を一勝一敗で終える~
日本リーグ第3戦の相手は北陸電力。若い選手が主体となり、勢いがあるチーム。昨年のリーグ戦では1敗を喫しているだけに、相手の勢いをしっかりと抑えて勝利したいところ。
先制点は、相手のスピードをつけたカットインシュートであったが、すぐさま杉本がシュートを決めて同点とする。その後は両チームとも積極的な攻撃が光り、得点を取っては取られる展開が続く。久保(龍)のサイドシュート、東江、尹、斎藤がロングシュートを決めるも、相手もスピードに乗ったロングシュートで得点を重ねていく。前半10分で6-6とハイスコアな立ち上がりとなり、その後も東江を中心とした多彩なオフェンスでゴールを奪うも、相手の力強いロングシュートを止めることができず、優位な展開に持ち込むことができない。
前半20分、11-11の場面でようやくフェニックスのディフェンスが機能し始め、そこから東江、藤江、尹の3連続得点でリードを広げる。相手も果敢に攻めてくるが、ゴールキーパー久保(侑)がビックセーブを連発し得点を許さない。その後もリードを保ち続け、前半を16-13の3点リードで折り返した。
後半、尹の速攻で先制に成功すると、斎藤のロングシュートや尹の7mスローで得点を重ねていく。後半10分、19-16となったところで、千々波を中心とした堅いディフェンスが光り、相手のオフェンスを次々と潰していく。相手が得点を奪えない隙に、朴のポストシュート、杉本のロングシュート、速攻、加藤のポストシュート、尹のロングシュート等、次々とシュートを決めたフェニックスは7連続得点に成功。後半20分で26-16と完全に試合の主導権を握った。
その後はメンバーをフレッシュな選手に代え、リードを広げようとするも、攻撃が噛み合わず、簡単なミスを連発してしまう。しかしゴールキーパー友兼のセーブからリズムを掴むと、原田が速攻を決め、流れはフェニックスへと傾く。その後、相手がミスを連発し、伊藤、吉田の速攻や原田のスピード豊かなカットインでさらにリードを広げ、終わってみれば33-21の12点差で勝利し、相手を圧倒した。