第43回日本ハンドボールリーグVS 豊田合成
2018
09.30日
15:30~
AWAY
豊田合成アリーナ
大同特殊鋼
26
14 前半 10
12 後半 10
豊田合成
20
~二連戦を一勝一敗で終える~
日本リーグ第4戦の相手は豊田合成。昨シーズンの日本リーグ・プレーオフに初出場した実力のあるチーム。相手の中核である大型外国人左腕の2人を抑えられるかが勝利への鍵となる。また、この日は台風の影響で無観客試合となってしまい、普段とは一味違った試合の雰囲気となるが、いつも通りのプレーで勝利を掴みたい。
試合開始早々、相手の速攻で先制を許すが、斎藤がすぐにロングシュートを決めて同点とすると、続けて斎藤の速攻、尹のロングシュートが決まり、上々な良い立ち上がりを見せる。相手もここから多彩なオフェンスでサイドシュート、ロングシュートと様々なポジションからシュートを決めていく。フェニックスも負けじと久保(龍)のカットイン、朴のポストシュート、尹の速攻で得点を重ねていき、前半15分で7-7と一進一退の攻防が続く。
一歩リードしたいフェニックスであったが、オフェンスで簡単なミスが続き、ディフェンスでは相手オフェンスの的を絞れず4連続失点を許してしまう。その後は藤江のスピード溢れるカットインやロングシュートが決まるも、点差は縮まらず前半を10-14の4点ビハインドで折り返した。
後半に入り逆転したいフェニックスであったが、立ち上がりは連続でシュートを阻まれ、ディフェンスでは相手の大型左腕を止めることができず、10-17とリードを7点に広げられる。しかし、ここでゴールキーパーを田中に代えると、この選手起用がピタリとはまり、相手のシュートを次々と豪快にシャットアウトする。その隙に尹の7mスローや藤江のロングシュート等で得点を重ね、後半10分で14-17と3点差まで詰め寄った。
流れを引き寄せたかに見えたが、直後のディフェンスで退場者を出してしまうと、オフェンスでも簡単なミスからシュートを打てない時間帯が続く。その隙に相手は得点を重ね、後半15分で14-20と再び点差を広げられてしまう。このままでは終われないフェニックスは、杉本、久保(龍)の速攻や朴のポストシュートで食らいつくが、相手の多彩なオフェンスを抑えることができない。その後も尹、藤江のロングシュート等で得点はするものの、最後まで相手のオフェンスを止めることができず、20-26の6点差で今シーズン初の敗北を喫した。