第43回日本ハンドボールリーグVS 湧永製薬
2018
11.03土
13:00~
AWAY
小松総合体育館
大同特殊鋼
24
12 前半 13
12 後半 14
湧永製薬
27
~2連勝でリーグ通算400勝と15000得点を達成~
日本リーグ第7戦の相手は湧永製薬。今季の日本リーグでは早くも2回目の対戦となる。前回は、前半から苦しい時間帯が続いたが、集中力を切らさずチーム一丸となり、勝負所でスピードを活かして勝利を収めた。今回も、高さのある相手に対して持ち前のスピードを活かしきれるかが勝利への鍵となる。
湧永のスローオフで試合が始まる。早々にロングシュートを決められ先制点されるが、即座に斎藤がロングシュートを決め同点とする。その後は相手のシュートを防ぎ、攻めては尹が果敢に攻め込み、自ら得点しつつサイドにもアシストし、これを石橋が落ち着いて決め、序盤は4-2とリードする展開。しかし、相手も徐々にエンジンが掛かり始め、高さを活かしたオフェンスで得点を重ねる。フェニックスも朴のポストシュートや、尹の7mスローで得点するが、前半15分が経過しで6-7と1点のリードを許してしまう。その後も相手のオフェンスを抑えることができず、8-11とリードを広げられる。
なんとか流れを取り戻したいフェニックスは、ここでメンバーを入れ替えて立て直しを図る。この作戦が功を奏し、ディフェンスが機能し始めると、前半の残り4分から加藤、藤江、東江で3連続得点を挙げ、一気に逆転に成功。13-12の1点リードで前半を折り返した。
後半に入り、リードを広げたいフェニックスであったが、相手の高さのあるディフェンスに攻めあぐみ、その間に連続得点を許して14-15と逆転される。杉本のロングシュートや池辺の速攻、尹のカットインで得点するものの、相手も一歩も譲らず互角の戦いが続く。
しかし後半10分過ぎ、尹、東江、杉本の3連打で3点のリードを奪ったフェニックス。このリードで落ち着きを取り戻したフェニックスは、得意のディフェンスがしっかり機能し、さらにゴールキーパー久保(侑)の連続セーブなどで相手の得点を抑える。この間に加藤のポストシュートや、東江、杉本の速攻等でしっかり得点を重ね、後半27分に26-21とこの日最大となる5点のリードを奪った。その後は危なげない試合運びでしっかりと時間を使い、最終的には27-24の3点差で勝利を収めた。