第43回日本ハンドボールリーグVS 北陸電力
2018
11.10土
12:00~
AWAY
フラップ大郷21
大同特殊鋼
27
14 前半 13
13 後半 15
北陸電力
28
~勝負強さを見せ2連勝~
日本リーグ第9戦の相手は北陸電力。前回の対戦では、運動量豊富な堅いディフェンスが光り、相手を寄せ付けず圧勝した。しかし、相手はその後、リーグ首位の大崎電気に勝利し勢いに乗っていているだけに、決して油断できない戦いである。前回同様にしっかりとディフェンスを固め、フェニックスのペースで試合を進めることができるかが勝利への鍵となる。
北陸電力ボールで試合が始まる。最初のオフェンスを守ると、そのまま久保(龍)がサイドシュートを決めて先制点を奪う。相手も速攻でシュートを決めるも、すぐさま朴がポストシュートを決め、相手に勢いをつけさせない。その後はお互いにオフェンスのタイミングが合わず、簡単なミスで得点できない時間帯が続く。相手が持ち直し、スピードをつけたオフェンスで得点を重ねるが、フェニックスも負けじと朴のポストシュートや東江のカットインシュート等で得点し、前半15分で5-4とリードを保つ。
その後も、フェニックスは千々波の速攻や東江、池辺のロングシュート等で得点を重ねるが、相手もくらいつき、前半25分で12-11と一進一退の攻防が続く。しかし、終盤に立て続けにシュートを決められ逆転を許すと、13-14の1点ビハインドで前半を折り返した。
後半、逆転に向けて気合を入れ直したフェニックス。立ち上がりこそ相手に得点を許したが、落ち着いたオフェンスを展開し、尹の7mスローや斎藤のロングシュート等で得点を重ね、後半5分で18-17と逆転に成功する。そのまま尹の勢いは止まらず、さらに2連続得点を決め20-17とリードを広げる。
このまま流れに乗りたかったが、相手ゴールキーパーの連続セーブで得点が止まると、その間に4連続得点を許し、後半15分で20-21と再び逆転される。その後も藤江のロングシュート等でくらいつくが、相手の果敢なオフェンスは衰えず、残り10分で22-24と点差が縮まらない。しかし、この勝負所でディフェンスが機能し、相手にミスが出始める。このチャンスを逃さず、尹の3連続得点で26-24と逆転に成功すると、その後も藤江、東江が冷静にゴールを決め、試合終了。28-27の1点差で勝利を収めた。