第43回日本ハンドボールリーグVS トヨタ自動車東日本
2018
11.11日
14:30~
AWAY
フラップ大郷21
大同特殊鋼
17
9 前半 16
8 後半 14
トヨタ自動車東日本
30
~勝負強さを見せ2連勝~
日本リーグ第10戦の相手はトヨタ自動車東日本。前回の対戦では、終始フェニックスのリズムで試合を展開していたが、終盤でミスが続き、僅差まで迫られた。最後まで集中力を切らさずに、相手の特徴を潰していきたいところ。
立ち上がりは、両者ともシュートが入らず、無得点のまま試合が進むが、尹がロングシュートを決め、先制点を奪う。続けて斎藤の速攻が決まり、リードを2点に広げる。その後、相手に速攻を決められ、1点差にされるも、ここからフェニックスの強みである堅いディフェンスが光り、ゴールキーパー久保(侑)が安定してセーブを重ねる。この間に、尹、東江の7mスローや杉本の速攻、尹のロングシュート等で5連続得点に成功。前半10分で7-1と完璧なスタートダッシュを見せる。
その後、相手は徐々に本来の力を取り戻し、得点していくが、フェニックスは尹、東江が次々とロングシュートで応戦し、前半20分が経過し12-6とリードをキープする。相手もフェニックスのディフェンスのスキを突こうと試みるが、運動量豊富な鉄壁ディフェンスで相手のミスを誘い、得点を許さない。攻めては、東江のロングシュートや加藤のポストシュートで得点を重ね、前半終了間際には、池辺がロングシュートを決め、16-9の7点リードで前半を折り返した。
後半、立ち上がりを大切に戦いたいフェニックスは、先に相手に得点を奪われるが、すぐに東江がロングシュートを決め、試合のペースを相手に握らせない。相手も前半とは違い、果敢なオフェンスで得点するが、フェニックスも負けじと、石橋のサイドシュートや藤江、杉本の速攻等で得点し、後半10分で23-14と少しずつリードを広げていく。相手はこれ以上リードを広げられまいと、次々とオフェンスを仕掛けてくるが、フェニックスの堅いディフェンスを前に得点することができない。この間にもフェニックスはオフェンスの手を緩めず、尹、池辺の速攻やロングシュートで得点を重ねていき、後半20分で26-15とさらにリードを広げる。
ここで選手を大幅に変え、フレッシュなメンバーで突き放しを図るフェニックス。原田がスピードあふれるカットインで得点すると、守ってはゴールキーパー田中が相手のシュートを4連続セーブし、相手の勢いを完全に断ち切る。その後も、東江、原田、池辺がシュートを決め、終始フェニックスペースで試合終了。30-17の13点差で勝利を収めた。