第43回日本ハンドボールリーグVS 琉球コラソン
2018
11.17土
15:15~
AWAY
中村スポーツセンター
大同特殊鋼
14
9 前半 14
5 後半 11
琉球コラソン
25
~ホーム2連戦を1勝1敗で終える~
日本リーグ第11戦の相手は琉球コラソン。今シーズンに入って初めての対戦である。現在、リーグ最下位ではあるが、勢いに乗れば爆発力のあるチーム。高い位置でプレッシャーをかけるディフェンスが特徴であり、ミスを減らし、焦らずに相手ディフェンスを崩せるかが勝利への鍵となる。
フェニックスボールで試合が始まるが、両チームとも精彩を欠き、なかなか得点することができない。斎藤のカットインでようやく先制点を奪うも、相手もすぐさま得点し互角の立ち上がりを見せる。その後は相手ゴールキーパーにシュートを阻まれ、その間に相手は積極的なオフェンスを展開して得点を重ねていき、前半10分で2-4と立ち上がりは相手のペースで試合が進む。
流れをものにしたいフェニックスは、千々波を中心とした積極的なディフェンスで相手のミスを誘うと、杉本、東江、朴、杉本、池辺といずれも得意の速攻で得点を重ね、前半20分で7-5と逆転に成功する。ここからはフェニックスの堅いディフェンスがしっかり機能し、何とかシュートまで繋げてもゴールキーパー久保(侑)がしっかりセーブして得点を許さない。攻めては、東江、杉本の2連続速攻など、得意のパターンで得点を挙げると、その後も加藤、藤江が得点を重ね、14-9の5点リードで前半を折り返した。
後半、さらに突き放したいフェニックスは、杉本の速攻や朴のポストシュート、藤江の速攻で得点を重ねていく。相手も果敢にシュートを放つが、ゴールキーパー久保(侑)が好セーブを連発し、後半10分で19-12とリードを広げていく。ここからシュートが入らず得点が伸びない時間帯があったが、この間も安定したディフェンスで相手の得点を許さない。
後半16分、藤江のカットインでようやく得点すると、東江のロングシュートで2連続得点を挙げるが、その後は両チームとも得点が伸びず、後半24分で22-14とロースコアな展開となる。なかなか勢いに乗りきれなかったが、終盤にゴールキーパー田中を中心とした堅いディフェンスから代わって入った杉山が勢いよく速攻を仕掛け、2連続得点に成功したフェニックス。その後は落ち着いて試合を進め、25-14の11点差で勝利を収めた。