第43回日本ハンドボールリーグVS トヨタ紡織九州
2018
11.23金
14:00~
AWAY
五島市中央公園市民体育館
大同特殊鋼
28
14 前半 14
14 後半 13
トヨタ紡織九州
27
~1勝1敗で勝点2を獲得~
日本リーグ第13戦の相手はトヨタ紡織九州。前回の対戦では勝利を収めたが、相手のキーマンである韓国人選手を抑えきれず、苦戦を強いられた。相手のキーマンを徹底的にマークし、失点を最小限に抑えられるかが、この試合のポイントとなる。
フェニックスボールで試合が始まる。最初のオフェンスでは得点を奪えなかったが、直後のディフェンスで相手のミスを誘い、斎藤が速攻を決めて先制点を奪う。続けて杉本も速攻を決め、2-0とリードを奪う。その後、相手に得点されるが、東江のロングシュート、杉本の速攻が決まり、前半5分で4-1とスタートダッシュに成功する。相手も反撃してくるが、千々波の速攻、朴のポストシュート、杉本の速攻でさらに得点を重ねるフェニックス。ディフェンスでも、相手のキーマンとなる選手にプレッシャーをかけ、得意とするオフェンスパターンを封じ込める。この間にも斎藤のカットインや尹の7mスロー、東江の速攻等で得点を重ね、前半15分で11-4とリードを7点に広げた。
このまま流れに乗りたいフェニックスであったが、相手もキーマンである韓国人選手を軸に徐々にペースを取り戻し、得点を重ねていく。対するフェニックスも杉本のサイドシュートで応戦するが、相手に次々とゴールを奪われ、前半25分で12-11と一気に点差を縮められる。その後、東江、石橋がゴールを奪ったが、相手の勢いは衰えず、14-14の同点で前半を折り返した。
後半が始まる。フェニックスは前半の良いリズムを取り戻したかったが、勢いに乗った相手をなかなか抑えることができず、立ち上がりから互角の展開となる。石橋、尹、池辺、杉本と様々なポジションから得点を重ねるが、相手も負けじと応戦し、後半15分が経過して22-22とリードできない時間帯が続く。
一進一退の展開はその後も続き、緊迫した試合となるが、残り5分、26-26となったところで朴のポストシュートが決まり27-26と終盤にようやくリードしたフェニックス。その後の相手のオフェンスを運動量豊富なディフェンスで防ぎ、相手に得点を許さない。勝利のためにもう1得点して勝負を決めたいフェニックスであったが、果敢に放ったシュートを相手ゴールキーパーに阻まれ、ゴールを奪えない。その隙に相手に2連続得点を許し、試合終了。27-28の1点差で逆転負けを喫した。