第43回日本ハンドボールリーグVS 湧永製薬
2019
02.23土
13:00~
AWAY
枇杷島スポーツセンター
大同特殊鋼
26
12 前半 14
14 後半 13
湧永製薬
27
~今季最後のホーム戦を2連勝で飾る~
日本リーグ第21戦の相手は湧永製薬。前回の対戦では、立ち上がりこそ相手にペースを掴まれるも、ディフェンスからリズムを作り、終盤は点差を広げて勝利を収めている。堅いディフェンスが特徴のチームであるため、粘り強く攻めて得点を重ねたいところ。
フェニックスのスローオフで試合が始まると、尹がすぐさま7mスローで得点し、先制点を奪う。相手も得点を返してくるが、朴がポストシュートを決めリードを保つ。その後は、尹の7mスローや東江の速攻で得点するが、相手のスピードを付けた力強いカットインなどで得点を許し、前半10分で4-5と1点のリードを許す展開となる。流れを掴みたいフェニックスは、ゴールキーパー久保が連続セーブで相手の得点を防ぐ間に、平子のサイドシュートや吉田の速攻、東江のカットイン等で得点していき、9-8と逆転に成功する。その後もフェニックスの勢いは止まらず、機動力を活かしたディフェンスで相手のミスを誘い、さらにゴールキーパー久保のセーブで失点を防ぎ、攻めては尹のロングシュートや平子の速攻、藤江のステップシュートで得点を重ね、25分で14-8と大幅にリードを広げ、リズムを掴む。しかし前半残り5分で、奮起した相手に力強いロングシュートなどで4連続得点を許してしまい、前半を14-12の2点差で折り返す。
後半に入っても、相手の攻撃は止まらず、ロングシュートを軸に得点を重ねられてしまう。対するフェニックスも朴のポストシュートや平子の速攻で得点するも、後半10分にはついに16-16の同点に追いつかれる。フェニックスは尹の7mスロー、東江の速攻で得点し、18-16と再びリードするが、相手も果敢にシュートを決めて食らいつく。加藤のポストシュートや東江・吉田の速攻が決まるも、相手もしぶとく得点し、再び21-21と同点に追いつかれ、一進一退の攻防が続く。しかし、ここで相手にミスが出始めると加藤のポストシュートや久保(龍)のサイドシュート等で得点し、20分に24-21と相手を突き放す。このまま逃げ切りたいところであったが、退場者を出してしまい数的不利な状況になると、その隙を突かれ、後半残り1分で26-26の同点に追い上げられてしまう。ここで東江が放った渾身のシュートが相手ゴールのネットを揺らし、27-26の1点差で勝利を収め、プレーオフの出場権を獲得した。