第44回日本ハンドボールリーグVS 湧永製薬
2019
08.31土
13:00~
AWAY
中村スポーツセンター
大同特殊鋼
27
12 前半 15
15 後半 18
湧永製薬
33
~ホーム初戦で勝利し、開幕5連勝を飾る~
日本リーグ第5戦の相手は、湧永製薬。若い選手が新戦力として活躍を見せ、昨シーズンと比べてチーム構成が変化し、勢いを増しているチーム。上背のある相手に対し、スピードで打ち破れるかが勝利への鍵となる。
湧永のスローオフで試合が始まる。最初の攻撃を防ぎ、その直後に東江がステップシュートを決め、先制点をあげる。しかし、そこから相手にロングシュートを打ち込まれ2連続失点し、1-2とリードを奪われる。フェニックスも負けじと速攻で得点を返すも、相手の勢いを止めらずに得点を許してしまうなど、前半8分で4-6と2点差を付けられ、厳しいスタートを切る。10分に尹の7mスローをきっかけに、ディフェンスが機能し始めると、池辺、小澤、東江らの連続得点で、リズムを掴み、17分までに9-6と逆転に成功する。ディフェンスからリズムを作り堅守速攻でリードを広げたフェニックスであったが、相手も果敢に攻撃を仕掛け、食らいつくが、東江のロングシュートや速攻で得点し、点差を縮めさせない。長い時間一進一退の厳しい場面が続いたものの前半を15-12の3点リードで折り返す。
後半に入り、突き放したいフェニックスは、開始早々に、小澤が相手ディフェンスの間をくぐり抜けカットインして得点をあげる。相手もエンジンが掛かり始め、得点を重ねていく。フェニックスは東江を起点としたオフェンスで攻め立て、小澤のミドルシュート、加藤のポストシュート、池辺のミドルシュートなど様々なポジションから得点を重ねていく。しかし、そこから相手の猛攻にあい、次々とシュートを打ち込まれ、3連続失点してしまうも、東江のクイックスタートで1点を返す。そこからフェニックスは粘り強いディフェンスから平子の速攻を皮切りに、石橋が速攻、サイドシュートで3連続得点を奪取し、リード広げることに成功する。後半15分に相手がタイムアウトを請求し、オフェンスを立て直しにかかり、またしても3連続失点を許してしまうも、この日絶好調の東江がカットイン、ミドルシュート、スカイシュートと多彩な攻撃で得点を量産し、相手に流れを渡さない。その後も点差を保ちながら試合を運び、試合終了間際には途中出場の杉山がサイドから回り込み、カットインでダメ押しゴールを決めた。ホーム開幕戦という大事な試合を33-27の6点差で勝利を収め、開幕から5連勝とした。
PICK UP選手
石橋選手
ブレイク明けの大事な試合に勝利することができて、良かったです。次戦もしっかり準備をしてチームに勢いをつけるプレーができるように頑張っていきます。応援よろしくお願いします!
東江選手
自分たちのミスが多く、60分間通して、ずっと苦しい試合展開でしたが、勝てたのはとても良かったです。個人としても、このまま調子を落とすことなく、チームを引っ張っていきたいです。