第44回日本ハンドボールリーグVS トヨタ紡織九州
2019
09.28土
13:00~
AWAY
東海市民体育館
大同特殊鋼
23
9 前半 10
14 後半 14
トヨタ紡織九州
24
~ホーム戦で勝利を収める~
日本リーグ第11戦の相手は、トヨタ紡織九州。相手は上位チームと引けを取らない攻撃力で勝ち星をあげている。相手のリズムに飲まれずにフェニックスの持ち味である、堅守速攻を繰り出せるかが勝利の鍵となる。
フェニックスのスローオフで試合が始まると、最初の攻撃は防がれたものの、強固なディフェンスで守り切り、攻撃チャンスに繋げると、池辺のシュートで先制点をあげる。相手も負けじとシュートを打ち込んでくるが得点を許さず、尹の鋭いミドルシュート等で連続得点に成功し、前半8分で5-1とスタートダッシュに成功する。その後、相手にサイドから果敢に飛び込まれ失点を重ねると、17分に6-6の同点に追いつかれる。だが、悪い流れを断ち切るように、速攻から池辺が走り込み、体勢を崩しながらもシュートをねじ込こんで再度リードを奪う。そこからは両者ともに堅いディフェンスで、24分まで8-8と得点が動かないロースコアな展開となる。一時は相手にリードされる場面もあったが、25分に7mスローのチャンスを獲得し、それを東江が冷静に決め、9-9と食らいつく。リードしたいフェニックスは、残り5分間で積極的にディフェンスで仕掛け、相手のオフェンスを守り抜くと加藤が気迫あふれるプレーで得点を奪取し、10-9の1点リードで前半を折り返す。
後半に入り、試合の主導権を握りたいフェニックスは、小澤の速攻を皮切りに、吉田が高い跳躍からのシュート、平子の速攻と、3連続得点に成功し、相手を突き放す。その後、相手ゴールキーパーの度重なるファインセーブで得点が止まるも、相手の果敢な攻撃に対して、運動量豊富なディフェンスとゴールキーパー久保のスーパーセーブで相手のシュートをシャットアウトする。両チームのゴールキーパーの活躍により、一進一退の攻防が続くも、藤江の鋭いステップシュートが決まり、後半13分までに19-13と最大6点にリードを広げる展開となる。しかし、相手も諦めることなく、狭い角度から果敢にシュートを打ち込んで必死に食らいつく。後半28分には23-22と、1点差まで詰め寄られるも、尹が果敢に相手ディフェンスを引き裂いて、7mスローを獲得。それを東江が落ち着いて沈め、勝負あり。24-23の1点差で勝利を収めた。
たくさんの方々に試合会場に来ていただき、本当にありがとうございました。みなさまの熱いご声援のおかげで、大きな一勝をあげることができました。これからも日本リーグは続きますが、みなさまの変わらぬ温かいご声援をよろしくお願いします。
PICK UP選手
久保侑選手
多くの方にご声援いただき、勝利することができました。本試合では、ディフェンスが粘り強く守ってくれたこともあり、失点を最小限に抑えられたと思います。この勢いを国体でも継続し、優勝できるように頑張ります。応援よろしくお願いします!
加藤選手
大切なホーム戦を勝利できたのも、会場のみなさまのご声援があったからだと思います。ありがとうございました。茨城国体では、今季の初タイトルを目指し、チーム一丸となって戦ってきます!