第44回日本ハンドボールリーグVS トヨタ自動車東日本
2020
02.22土
13:00~
AWAY
フラップ大郷21
大同特殊鋼
27
15 前半 13
12 後半 18
トヨタ自動車東日本
31
~逆転勝ちで2位に浮上~
日本リーグ第26戦の相手は、現在5位のトヨタ自動車東日本。先日の試合で、リーグ首位の大崎電気相手に互角の試合をしており、攻撃力、スピードのあるチームなだけに、プレーオフに繋がる試合内容で勝利を収めたい。
前半、フェニックスのスローオフで試合が始まる。序盤は相手ゴールキーパーに連続でシュートを阻まれ、リズムを掴むことができない。ディフェンスでも相手のスピードある攻撃を止めることができず、立ち上りを0-3とされる。しかし、ここからゴールキーパー久保の好セーブ、石橋の速攻、小澤のカットインが決まり、エンジンが掛かり始め、徐々に点差を詰めていく。フェニックスは、前半14分、平子のパスから小澤が速攻で得点し、10-10の同点とする。相手も力強い攻撃で得点をしていくが、フェニックスもケガから復帰した尹がカットインを決めて応戦する。その後は、両者ともに点差を広げることができない時間帯が続くが、前半25分、相手にロングシュートを連続で決められ、11-13と再び2点のリードを許す。そこから、藤江の2連続得点で喰らい付くも、点差を縮めることができずに13-15の2点ビハインドで前半を折り返す。
後半、開始早々に相手に追加点を許し、3点差とされるも、負けじと東江がカットインですぐに1点を返す。その後は、小澤、池辺のカットインや吉田のサイドシュート、東江の7mスローで得点を重ねていくが、相手のスピードに乗ったロングシュートを防ぐことができず、後半12分が経過し、21-24と苦しい時間帯が続く。しかし、ここから佐藤を投入し、機動力を活かしたディフェンスにシフトチェンジすると、これが功を奏し、相手の得点が止まる。その隙に、フェニックスは池辺、小澤、東江、康本で怒涛の5連続得点を決め、後半20分に26-24とついに逆転に成功する。追加点が欲しい相手もシュートを狙うが、佐藤のアグレッシブなディフェンスやゴールキーパー久保のファインセーブで得点を許さない。その後もフェニックスの勢いは止まらず、小澤の2連続得点や吉田のサイドシュート等で点差を広げていき、最終的に31-27で試合終了。苦しい時間帯を耐え抜き、勝負所で力を発揮したフェニックスが4点差で勝利を収めた。