第45回日本ハンドボールリーグVS 北陸電力
2020
10.18日
13:00~
AWAY
大同特殊鋼体育館
大同特殊鋼
32
15 前半 17
17 後半 19
北陸電力
36
~ホーム戦で勝利を収め、勝ち点獲得~
日本リーグ第9戦の相手は北陸電力。若い選手が主体となり、年々勢いを増すチーム。シュート力のある選手が多く、油断できない相手である。相手の勢いをしっかりと抑え、フェニックスらしいハンドボールを展開し、ホーム戦で勝利を収めたいところ。
前半開始早々、相手エースのロングシュートで先制点を許すが、すぐさま石橋のサイドシュートで1点を返す。序盤、相手の果敢なシュートに苦しむも東江を中心にオフェンスを組み立てると東江・石橋・池辺で4連続得点に成功し、前半9分で6-4とする。そこからリードを奪われることなく試合を進めていく。その後も果敢にシュートを放ち、攻撃を緩めることなくスコアを伸ばし続け3連続得点に成功し、前半17分12-8とする。その後も多彩な攻撃を仕掛けてゴールを奪うも、相手の力強いロングシュートを止めることができず、なかなか点差を広げることができない。前半24分、相手に連続得点を許すも、東江が前半終了間際に渾身のシュートを叩き込み、前半を17-15の2点リードで折り返す。
後半、相手のポイントとなる選手を抑え込み、ディフェンスを立て直したいところ。フェニックスは、後半ディフェンスシステムを5:1ディフェンスに切り替え運動量を増やし、相手の攻撃を抑えにいく。後半開始早々、相手に得点を許すも、小澤・東江の力強いシュートで3連続得点に成功する。そこから東江・小澤・杉本の技ありプレーが光り得点を重ね、スコアを順調に伸ばしていくが、相手のロングシュートを守りきれずになかなか点差を離すことができない。後半17分フェニックスのミスから相手に3連続得点を許し、27-27の同点とされる。その後、相手に逆転を許すもディフェンスで粘り強く守り、鄭・平子・吉田の3連続得点で再びリードを奪うことに成功する。そこから鄭の多彩な個人技で相手ディフェンスを切り崩す。後半25分鄭が苦しい体勢からシュートを打ち込み得点すると、それを皮切りに藤江・鄭で相手ディフェンスを切り裂き、リードを広げる。後半終了間際に鄭のシュートが決まり、これが決定打となり、36-32の4点差で勝利した。
試合を通して相手の攻撃を抑えることができなかったが、ブレイク期間で課題を修正して日本リーグ再開に向けて準備をしたい。
PICK UP選手
藤江選手
苦しい時間帯で自分の持ち味を活かせることができて良かった。個人としても、チームとしてもまだまだ課題があるので、ブレイク期間で修正していきたいです。
東江選手
内容はあまり良くないものでしたが、ブレイク期間前の試合を白星で飾れたことをうれしく思います。チームでやるべきことはたくさんあるので、一つひとつ修正をして、日本一に向けて頑張ります。