チケット

試合日程・結果

第46回日本ハンドボールリーグVS 琉球コラソン

2022

02.06

13:00~

AWAY

沖縄県立武道館アリーナ

大同特殊鋼

28

15 前半 16

13 後半 19

琉球コラソン

琉球コラソン

35

~ブレイク明けの初戦を勝利で飾る~

日本リーグ第14戦の相手は、琉球コラソン。日本リーグ前半戦、日本選手権と今シーズンは2回対戦しており、今回で3回目の対戦となる。過去2戦はいずれもフェニックスの武器である堅守速攻で勝利を収めた。ブレイク明けの大事な初戦となるため、この試合に全力で集中し、確実に勝利を掴みたいところ。

相手のスローオフで試合が始まる。開始早々、相手エースにミドルシュートを決められ先制点を奪われる。同点に追いつきたいフェニックスだが、相手の激しいディフェンスを前に得点を奪うことができない。さらにディフェンスの連携ミスから失点し、前半1分で0-2と苦しい立ち上がりとなる。相手のホーム戦ということもあり、試合のペースを握られたくないフェニックスは、2分に素早いパス回しからアニッチのポストシュートでようやく初得点を奪う。ここからホーム戦で勢いに乗る相手に得点され1-3となるが、佐藤のカットインシュート、中田の速攻で連続得点を挙げ、4分に3-3と同点に追いつく。その後はコートを広く使い、上手く相手ディフェンスを崩して平子、石橋のサイドシュート、佐藤のカットインシュートなどで得点を重ねるが、相手の素早いリスタートなどで失点を抑えることができず、互角のシーソーゲームが展開される。前半をリードして後半につなげたいフェニックスは、迎えた27分過ぎ、14-14の同点の場面から、石橋のサイドシュート、ゴールキーパー久保(侑)の好セーブ、この試合がデビュー戦となった内定選手河原のミドルシュートで連続得点し、16-14と2点のリードを奪う。その後、残り30秒でディフェンスの連携ミスから相手に7mスローで得点されるが、16-15の1点リードで前半を折り返した。

後半はフェニックスのスローオフで試合が始まる。まずはデネルのミドルシュートで得点を奪ったフェニックス。相手も負けじと反撃してくるが、18-17の1点リードで迎えた2分過ぎ、中田のカットインシュートを皮切りに杉本、石橋で3連続得点を挙げ、5分に21-17と4点のリードを奪い勢いに乗る。相手はたまらずタイムアウトを申請し、その後1点を返されるが、勢いに乗ったフェニックスはデネル、杉本、康本、中田、さらに中田で5連続得点を挙げ、12分に26-18とリードを6点に広げる。勝負所とみた相手もたまらず最後のタイムアウトを申請して流れを変えようとするが、1点を返された場面で地引監督が落ち着いてタイムアウトを申請し、試合の流れを相手に渡さない。フェニックスは、18分過ぎから石橋、杉本、さらに杉本の3連続得点でリードを広げ、20分に30-21とこの日最大の9点リードを奪う。その後は河原と同じくこの試合がデビュー戦となった内定選手中村も得点し、ディフェンスでは久保(龍)、瀧澤が気迫のプレーを見せるなど、ベンチ登録の選手とスタッフがチーム一丸となって戦ったフェニックスが35-28の7点差で勝利を収めた。

後半に得意とする堅守速攻を展開し、オフェンスでもコートを広く使い確実に得点を積み重ね、ブレイク明けの大事な初戦に勝利することができた。2月は残り5試合と過密スケジュールだが、チームの総力を発揮して全勝し、プレーオフ進出に望みをつなげたい。

デビュー戦で躍動した河原(左)と中村(右)

PICK UP選手

石橋選手

高確率でシュートを沈めたキャプテン石橋

ブレイク明け初戦で勝利することができて良かったです。ミスもありましたが、思い切り良くプレーできたと思います。次戦もチーム総力戦で勝利できるように頑張ります。

康本選手

激しいディフェンスでチームを牽引する康本

ブレイク明けの初戦でしたが、チーム一丸となり勝利することができて良かったです。残りのリーグ戦もチーム一丸となって全力でプレーし、全勝します。