第46回日本ハンドボールリーグVS ジークスター東京
2021
09.04土
15:30~
AWAY
北陸電力福井体育館フレア
大同特殊鋼
26
14 前半 11
12 後半 13
ジークスター東京
24
~決定力不足で連勝ならず~
日本リーグ第2戦の相手は、昨シーズンから日本リーグに参戦したジークスター東京。今シーズンは移籍選手で大型補強を行っており、昨シーズンより格段に攻撃力が強化されている。ディフェンスで失点を抑え、得意の堅守速攻に持ち込めるかが、この試合の鍵となる。
相手のスローオフで試合が始まる。素早いパス回しからポストにパスを通され先制点を奪われたが、すぐさま末岡のミドルシュートで1点を返す。フェニックスは、早いパス回しからシュートチャンスを作ろうとするが、相手の堅いディフェンスを突破できず、なかなか点が奪えない。しかし、ゴールキーパー堀田の好セーブから石橋の速攻につなげ、前半4分に2-2の同点とする。フェニックスは、その後も果敢なオフェンスでゴールを狙うが、相手ゴールキーパーの好セーブで追加点を奪うことができず、9分で3-4と1点をリードされる。10分過ぎ、1点をリードされた場面から流れを掴みたいフェニックスは、相手のミスを池辺、中田、杉本の3連続得点につなげ、6-4と逆転に成功する。その後も藤江、池辺のミドルで得点するが、ポイントとなるディフェンスで踏ん張り切れずリードを広げることができない。リズムに乗り切れないフェニックスは、16分過ぎからの4連続失点で8-11と逆転され、たまらずタイムアウトを請求。タイムアウト明けに瀧澤のポストシュートで1点を返したが、その後はお互いに譲らない展開が続き、11-14の3点ビハインドで前半を折り返した。
後半、中田のサイドシュートが決まり、12-14の2点差とする。しかし、相手ゴールキーパーの好セーブでなかなか追加点を奪うことができず、連続失点から12-16とリードを広げられる。フェニックスも負けじと康本のポスト、中田の速攻で後半7分に14-16と再び詰め寄る。その後も互いに譲らない展開が続いたが、9分にフェニックスが退場者を出し、数的不利な状況から連続失点で15-20と5点ビハインドの苦しい展開となる。なんとか追いつきたいフェニックスだが、相手の個人技に押され21分に17-24と、この試合最大の7点ビハインドの展開となり、たまらずタイムアウトを請求。タイムアウト後から小澤のミドル、佐藤の速攻、平子の7mスローで20-24と再び詰め寄る。その後も平子、康本の速攻で追撃するも、タイムアップ。終盤に追い上げを見せたものの、あと一歩及ばず24-26で悔しい敗戦となった。
シュートミスが目立った試合であった。次戦では、シュート決定率をどれだけ高められるかが勝敗の鍵となる。ジークスター東京戦での敗戦を糧に次戦のトヨタ車体戦では勝利を挙げたい。
PICK UP選手
石橋選手
あと一歩及ばず悔しい結果となってしまいました。しかし、まだリーグ戦は始まったばかりなので、試合での反省点をしっかりと克服して、必ず今後の勝利に繋げていきたいと思います。
池辺選手
勝負どころでシュートを決めきることができず、悔しい敗戦となりました。チームで決めた約束事を徹底して、次戦は必ず勝利できるように頑張ります。