第46回日本ハンドボールリーグVS トヨタ自動車東日本
2021
09.18土
13:00~
AWAY
富士見市立市民総合体育館
大同特殊鋼
27
16 前半 13
11 後半 13
トヨタ自動車東日本
26
~序盤の劣勢響き3連敗~
日本リーグ第4戦の相手は、トヨタ自動車東日本。プレーオフ出場経験もあり、上位チームに対しても互角の戦いを見せる実力を持っている。新型コロナウイルスの影響で相手はこの試合が開幕戦となるが、その勢いに飲み込まれることなく、フェニックスらしいハンドボールを展開したいところ。
試合開始直後、相手にミドルシュートを決められ先制点を許す。自分たちのペースで試合を進めたいフェニックスだが、相手の堅いディフェンスに得点を奪えず、開始4分で0-4と苦しい立ち上がりとなる。素早いパス回しから石橋のサイドシュートで何とか1点を返したが、その後もオフェンスが噛み合わず得点を奪えないフェニックスは、6分で1-6とさらに点差を広げられてしまう。小澤のミドルシュートで追い上げを見せるが、両チーム得点の取り合いが続き、なかなか点差を縮めることができない。23分過ぎ、10-16の6点ビハインドの場面から、杉本のサイドシュート、中田の2連続ミドルシュートで追い上げたフェニックスは、13-16の3点ビハインドで前半を折り返した。
後半はディフェンスをきっちり修正し、得意の堅守速攻で巻き返しを図りたいフェニックス。開始早々に小澤のミドルシュートで得点を奪うと、ゴールキーパー堀田を中心としたディフェンスもしっかり機能し、相手に追加得点を許さない。この間に池辺のミドルシュート、中田の速攻、さらに中田のサイドシュートが決まり、4分に17-16と逆転に成功する。一気にリードを広げたいフェニックスだったが、相手ゴールキーパーの好守に阻まれ得点を伸ばすことができず、逆に連続失点で再度逆転を許す。なかなか追いつけない苦しい展開が続く中、17分2点ビハインドの場面から池辺のミドルシュート、中田、末岡の速攻で3連続得点を挙げ、24-23と再び逆転に成功する。ここで流れに乗りたいフェニックスだったが、相手ゴールキーパーのセーブで点差を広げきれず、23分で25-24と一進一退の攻防が続く。何とかリードを守り切りたいところだったが、26分から29分にかけて相手にミドルシュート、カットインを連続で決められ25-27と2点のリードを奪われた。最後に粘りを見せ、池辺がカットインから7mスローを獲得し、杉本がきっちり決めたものの、ここでタイムアップ。立ち上がりの連続失点が響き、26-27の1点差で敗れリーグ3敗目を喫した。