第46回日本ハンドボールリーグVS 北陸電力
2021
09.20月
13:45~
AWAY
枇杷島スポーツセンター
大同特殊鋼
26
7 前半 16
19 後半 20
北陸電力
36
~ホーム戦に勝利し2勝目~
日本リーグ第5戦の相手は、北陸電力。若い選手が主体であり、勢いに乗った時の爆発力があるチームである。得点能力が高い選手が多いため、相手のオフェンスをしっかり守り、フェニックスの強みである堅守速攻の展開に持ち込めるかが勝敗の鍵となる。
フェニックスのスローオフで試合が始まる。流れを掴むために先制点が欲しいフェニックスだったが、素早いパス回しからシュートまで持ち込むも相手ゴールキーパーの好セーブで先取点を奪うことができない。逆に相手にセットオフェンスからシュートを決められ先制点を許す。嫌な展開になりそうなこの場面で、藤江が落ち着いてカットインシュートを決めてすぐさま同点とする。その後、主導権を握りたい両チームの激しい攻防が展開されるが、この試合の鍵であるディフェンスが機能し、ゴールキーパー堀田がきっちりセーブする得意の形から、池辺、藤江、小澤のカットインシュート、さらに平子の速攻につなげ、前半11分に7-3と4点のリードを奪う。ここからも機動力を活かしたディフェンスとゴールキーパー堀田の連携がしっかり噛み合い、相手の追加点を最小限に抑える。さらにオフェンスでは藤江、佐藤が落ち着いてゲームメイクし、確実に得点を重ねたフェニックスは16-7の9点リードで前半を折り返した。
後半もまずはディフェンスを安定させ、速攻で得点を重ねたいフェニックス。開始早々に相手に得点されるが、ゴールキーパー堀田のセーブから中田のカットインシュートにつなげ、得点を奪い返す。この得点で勢いを増したフェニックスは、アグレッシブなディフェンスから相手のミスを誘い、石橋、末岡の得点につなげ、5分に20-10とこの日最大の10点のリードを奪った。落ち着いて試合を進めたいフェニックスだったが、相手のアグレッシブなディフェンスを前に攻めあぐむ場面が増え、試合時間残り10分の場面で26-20とリードは6点に縮まった。相手の勢いも増す中、苦しい展開になりかけたが、代わって入ったゴールキーパー友兼がサイドシュートを2連続でセーブし、相手に傾きかけた流れを再び引き寄せる。このセーブをきっかけに、中田、佐藤、小澤、末岡が4連続得点を挙げ、24分に31-21と再び10点をリードした。終盤、相手も意地を見せて高い位置からマンツーマンディフェンスを仕掛けてきたが、小澤のフィジカルプレーを中心に落ち着いて対応し、確実に得点を重ねる。このままきっちり試合を進めたフェニックスは、36-26で勝利を収め、リーグ2勝目を挙げた。
PICK UP選手
佐藤選手
連敗をストップすることができて良かったです。チーム、個人が勝負所で力を発揮できるように日々の練習からワンプレーにこだわり頑張ります。これからも応援よろしくお願いします。
原田選手
3連敗後の試合で絶対負けられない試合でしたが、チーム一丸となり勝利することができました。今後もチーム、個人がさらにレベルアップを図り、連勝できるように頑張ります。