チケット

試合日程・結果

第46回日本ハンドボールリーグVS トヨタ自動車東日本

2021

11.27

14:00~

AWAY

久留米総合スポーツセンター(久留米アリーナ)

大同特殊鋼

21

11 前半 14

10 後半 18

トヨタ自動車東日本

トヨタ自動車東日本

32

~堅守で快勝、今季4勝目を挙げる~

日本リーグ第11戦の相手は、トヨタ自動車東日本。前回の対戦は前半の失点が多く、勝負どころでのシュートミスも響き1点差で敗れた。この試合では前回対戦時の反省点にポイントを置き、終始集中力を切らさず確実に勝利を収めたいところ。

相手のスローオフで試合が始まる。最初のディフェンスでゴールキーパー堀田が相手のミドルシュートをセーブすると、相手のディフェンス陣形が整う前にデネルがミドルシュートをねじ込み先制する。このまま流れに乗りたいところだったが、ディフェンスで退場者を出してしまい、3連続失点で前半6分に1-3と苦しい立ち上がりとなる。追いつきたいフェニックスは、退場者が戻ったところからアグレッシブなディフェンスで失点を抑え、デネルのミドル、中田、石橋の速攻で3連続得点に成功し、10分に4-3とリードを奪う。その後は互角の戦いが続き、迎えた25分過ぎ、9-10と1点リードされた場面から相手の退場を誘い、このチャンスに小澤のカットイン、康本、吉田の速攻、さらに小澤のミドルで4連続得点を挙げ、29分に13-10と3点のリードを奪った。ここから両チーム1点ずつ加え、14-11の3点リードで前半を折り返した。

フェニックスのスローオフで後半が始まる。後半開始早々に藤江のカットインシュートで得点を奪うと、これにデネルも続き、後半2分に16-11と5点のリードを奪う。さらにリードを広げたいフェニックスは、この試合のポイントとしていた失点を抑えるため、前半同様にアグレッシブなディフェンスで相手にシュートチャンスを与えない。さらにこれを武器である速攻につなげ、6分から15分にかけて5連続得点を挙げ、23-13と一気にリードを10点に広げた。ここからは集中力を切らすことなく、奪ったリードをしっかりキープしたまま試合を展開する。試合終盤はお互い点の取り合いとなったが、リーグ後半戦から復帰したゴールキーパー久保(侑)の好セーブでこれを切り抜け、終了間際に佐藤がカットインを決めてタイムアップ。32-21と11点差で勝利を収めた。

得意のアグレッシブなディフェンスを、集中力を切らさず60分間継続し、失点を最小限に抑えて勝利を収めた。次につながるいい内容だっただけに、次戦も継続して取り組み、フェニックスらしい戦いで勝利したい。