チケット

試合日程・結果

第46回日本ハンドボールリーグVS 北陸電力

2021

11.28

13:30~

AWAY

久留米総合スポーツセンター(久留米アリーナ)

大同特殊鋼

34

19 前半 20

15 後半 22

北陸電力

北陸電力

42

~2連勝で日本選手権へ弾みをつける~

日本リーグ第12戦の相手は、北陸電力。前回の対戦では序盤から得意の堅守速攻で得点を重ね、相手に試合の主導権を譲ることなく勝利を収めた。2戦目となるこの試合では、前日のトヨタ自動車東日本戦同様にフェニックスらしく堅守速攻で勝ち切りたいところ。

フェニックスのスローオフで試合が始まる。素早いパス回しから相手ディフェンスを翻弄し、フリーとなったアニッチのポストシュートで先制点を奪うと、前日のトヨタ自動車東日本戦同様、序盤からアグレッシブなディフェンスを展開し、相手に得点を与えない。この間にデネルがミドルシュートをねじ込み、前半2分で2-0とまずまずの立ち上がりを見せる。両チーム互角の展開が続き、迎えた10分過ぎ、9-6とフェニックス3点リードの場面から相手ゴールキーパーにシュートを連続でセーブされると、この間に猛攻を受け、5連続失点で9-11と14分に逆転を許す。嫌な展開だったが、ディフェンス、オフェンスともに焦ることなく反撃のチャンスをうかがう。14-15と1点差まで追い上げて迎えた23分、平子の7mスローで同点に追いつくと、24分に吉田も続き16-15と再度逆転に成功する。その後は両チーム点の取り合いが続き、20-19とフェニックスが1点をリードして前半を折り返した。

後半は前半19失点と崩れているディフェンスを修正し、得意の速攻に持ち込みたいフェニックス。開始早々に得点されるが、デネルがミドルシュートですぐに応戦。相手も粘りを見せるが、吉田とデネルで3連続得点を挙げ、4分に24-21と3点のリードを奪う。さらにリードを広げたいフェニックスは、アグレッシブなディフェンスで相手のミスを誘い、10分から12分にかけてデネルのカットインシュート、吉田のサイドシュート、中田の速攻と3連続得点に成功し、28-23とリードを5点に広げる。試合の主導権を握ったフェニックスは、その後も速攻を中心に得点を積み重ねる。試合終盤に相手の素早い攻撃から連続失点する場面もあったが、1試合を通して走り抜いたフェニックスが42-34と8点差で勝利を収めた。

失点34と課題は残るものの、この2連戦を連勝で乗り切ることができた。この勢いのまま、次週から大阪で行われる日本選手権に臨みたい。

PICK UP選手

藤江選手

カットインシュートをねじ込む藤江

2連戦でチーム一丸となり連勝することができ、とても良かったです。この勢いのまま、日本選手権で優勝し、応援してくださるみなさんに良い報告ができるよう、引き続き頑張ります。

吉田選手

速攻で得点を量産した吉田

2連勝することができ、とても嬉しいです。自分の武器である速攻を中心に10得点と勝利にも貢献できたと思います。次週から開催される日本選手権でもフェニックスらしい堅守速攻で優勝目指して頑張ります。