第46回日本ハンドボールリーグVS 大崎電気
2022
02.13日
13:00~
AWAY
中村スポーツセンター
大同特殊鋼
29
15 前半 16
14 後半 15
大崎電気
31
~接戦を制しホーム2連勝~
日本リーグ第16戦の相手は、現在リーグ2位の大崎電気。前半戦は終始互角の試合を展開したものの、試合終盤のシュートミスからの連続失点で敗戦している。接戦になることが予想されるだけに、試合の流れをしっかりと見極め、チーム一丸となって堅守速攻で勝利を掴み取りたい。
フェニックスのスローオフで試合が始まる。開始早々、素早いパス回しから相手ディフェンスを翻弄しポストでノーマークチャンスを作ったが、相手ゴールキーパーの好セーブに阻まれる。フェニックスも負けじとゴールキーパー堀田が相手エースのシュートをセーブし、緊迫した立ち上がりとなる。試合が動いたのは前半1分過ぎ、相手ゴールキーパーが1歩も動けない強烈なミドルシュートをデネルが決め、フェニックスが先制点を奪う。直後に相手のクイックスタートで失点すると、ここからは試合前の予想通り互角の接戦が繰り広げられる。ディフェンスでの退場などもあり、じりじりと点差をつけられそうになっていた16分過ぎ、8-11と3点ビハインドの場面からゴールキーパー堀田の好セーブをきっかけにデネル、石橋、平子と3連続得点を挙げ、22分に11-11と追いつく。その後、1点を追加され再びリードされたが、24分に平子のサイドシュート、25分にアニッチのポストシュートで2連続得点を挙げ、13-12と逆転に成功する。ここからは両チーム一歩も引かない攻防を展開し、16-15のフェニックス1点リードで前半を折り返した。
相手のスローオフで後半が始まる。開始早々に失点し同点とされるが、中田のカットインシュートで再びリードを奪う。ここからは両チームの技術と意地がぶつかり合い、会場も息をのむ緊迫した互角の試合が展開される。試合が動いたのは19分過ぎ、24-24の同点の場面からデネルの個人技、佐藤の体を張ったカットインシュートで3連続得点を挙げたフェニックスが21分に27-24と3点のリードを奪う。相手も得意の個人技で対抗してくるが、焦りからかシュートが枠をとらえきれないなどミスが続き、フェニックス3点リードのまま試合が進む。勝負にこだわる相手も試合終盤に高い位置からマンツーマンディフェンスで仕掛けてきたが、原田、杉本が落ち着いてサイドシュートを決めきるなど、勝負どころでしっかり結果を出したフェニックスが、31-29で接戦を制した。
個人のシュートミスなどもあったが、チーム全体でカバーし接戦をものにした。今後も負けられない戦いが続くが、チーム一丸となって目の前の一戦を全力で勝ちきりたい。
PICK UP選手
原田選手
チーム総力戦でホーム戦2連勝することができ、本当に嬉しいです。プレーオフ進出に向けて負けられない試合が続くので、一つひとつのプレーに集中し、残り5戦全勝します。
平子選手
チーム一丸となり勝利することができて良かったです。プレーオフ進出に向け1試合も負けられないので、選手全員気持ちを全面に出して戦いたいと思います。