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試合日程・結果

第46回日本ハンドボールリーグVS 湧永製薬

2022

02.23

13:00~

AWAY

サンエイワーク住吉スポーツセンター

大同特殊鋼

33

16 前半 15

17 後半 19

湧永製薬

湧永製薬

34

~接戦を制し、日本選手権の雪辱を果たす~

日本リーグ第17戦の相手は、湧永製薬。今シーズンはリーグ前半戦、日本選手権と2回対戦し、結果は1敗1分。今回で3回目の対戦となるが、日本選手権で失点を重ねたポストをしっかり守り、武器である堅守速攻で試合の流れを掴んで雪辱を果たしたい。

相手のスローオフで試合が始まる。序盤から試合の流れを掴みたいフェニックスは、開始早々から激しいディフェンスで相手のオフェンスをシャットアウトすると、藤江のゲームメイクからフリーになったアニッチのポストシュートで先制点を奪う。その後、両チーム一歩も譲らない激しい攻防が繰り広げられ、互角のまま試合が進む。前半19分過ぎ、10-9と1点リードの場面からデネルがミドルシュート、速攻と2連続得点を挙げ、20分に12-9と3点をリードする。このリードを保ち優位に試合を進めたいフェニックスだが、14-11と3点リードのまま迎えた22分過ぎ、ホーム戦で勝利に燃える相手の猛攻を受け、3連続失点で24分に14-14の同点とされる。ここでフェニックスはタイムアウトを申請し、何とか流れを変えようとするが、勢いに乗った相手にさらに1点奪われ、4連続失点で26分に14-15と逆転を許す。すぐにデネルがミドルシュートを決めて同点とするが、28分に再び失点し、15-16の1点ビハインドで前半を折り返した。

フェニックスのスローオフで勝負の後半が始まる。再び試合の流れを引き戻したいフェニックスは、後半1分過ぎから佐藤のカットインシュート、中田の速攻、デネルのカットインシュートと3連続得点を挙げ、3分に18-16と逆転する。1点は返されたものの、さらに中田、アニッチで2連続得点し、7分に20-17と再び3点のリードを奪う。さらにリードを広げたいフェニックスだが、相手ゴールキーパーの好セーブでチャンスをものにすることができない。9分過ぎ、22-19と3点リードの場面から再び3連続失点し、11分に22-22の同点とされる。早めに悪い流れを変えるため、ここでフェニックスはタイムアウトを申請する。落ち着きを取り戻したフェニックスは直後のオフェンスで中田が得点すると、ここからは前半同様に両チーム激しい互角の攻防が展開される。勝負どころが訪れたのは18分過ぎ、相手が連続で退場者を出し数的優位な状況となる。フェニックスはこのチャンスにデネルのミドルシュート、中田の3連続速攻で一気に4得点を挙げ、20分に28-25と再び3点をリードする。リードを保ったまま迎えた試合終盤、勝負にこだわる相手がマンツーマンディフェンスを仕掛け33-32と1点差まで追いつかれるが、29分に中田がカットインシュートをねじ込み34-32とする。終了間際に失点したが、34-33で激しい点の奪い合いを制し、日本選手権の雪辱を果たした。

失点33と今シーズンはやはりディフェンスに課題が残るものの、ブレイク明けから4連勝と調子を上げている。次戦は今シーズン最後のホーム戦となるため、プレーオフに望みをつなぐ意味でもチーム一丸となって強いフェニックスをお見せしたい。

ミドルシュートをねじ込むデネル

PICK UP選手

藤江選手

オフェンスでのゲームメイクが光った

日本選手権の雪辱を果たすことができて良かったです。プレーオフ進出に向けて負けられない試合が続くので、一つひとつのプレーに集中し、チーム総力戦で残り試合全勝できるように頑張ります。

中田選手

速攻で得点を量産した中田

ブレイク明けから4連勝できて、とても嬉しいです。33失点とディフェンス面で課題が残る試合となったので、次戦までに課題を修正して、連勝をさらに伸ばしたいです。

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