第73回日本ハンドボール選手権大会VS 琉球コラソン
2021
12.02木
12:30~
AWAY
堺市立大浜体育館Bコート
大同特殊鋼
27
15 前半 18
12 後半 17
琉球コラソン
35
~堅守速攻で2回戦突破~
シード権の関係で大会2日目、2回戦からフェニックスの日本選手権が始まる。初戦の相手は琉球コラソン。今シーズンは日本リーグで一度対戦しており、前半はシュートミスで苦しい展開だったものの、後半にフェニックスの武器である堅守速攻で大量得点を挙げ、勝利を収めている。この試合では、前回の対戦の反省を元に前半から堅守速攻でリードを奪い、勢いに乗って準々決勝に駒を進めたい。
試合開始早々、小澤のミドルシュートで先制点を挙げたが、前半5分ごろまでは両チームが多彩な攻撃を展開し、一進一退の攻防が続いた。前半からリードを奪いたいフェニックスは、6分から10分にかけゴールキーパー堀田の好セーブ、デネルのミドルシュート、藤江のカットインシュート、石橋のサイドシュートなどで6連続得点に成功し、9-4と5点をリードする。1点を返されたものの、勢いに乗ったフェニックスはさらに石橋のサイドシュート、平子の7mスロー、康本のポストシュートで3連続得点を挙げ、14分で12-5とリードを7点に広げる。このまま優位に試合を進めたいフェニックスだったが、オフェンスミスを繰り返し相手の猛攻を受けると、23分に14-13と1点差まで詰め寄られる。何としてもリードしたまま前半を終えたいフェニックスは、杉本のサイドシュート、原田の速攻で得点し、18-15の3点リードで前半を折り返した。
前半はオフェンスミスからリードを縮められただけに、後半はオフェンスでのミスを減らし、さらにリードを広げて勝利したい。後半開始早々に相手に得点を許したが、アニッチのポストシュート、杉本のサイドシュート、杉本の7mスローで応戦し、3分で21-16とリードを5点に広げる。完全に試合のペースを握ったフェニックスは、ハーフタイムで修正したオフェンスもよく機能し、リードを保ったまま試合を進める。シュートミスが続いた苦しい場面でも、堀田、久保(侑)のゴールキーパーコンビの好セーブで失点を抑えると、16分から18分にかけて杉本の7mスロー、藤江のカットインシュート、小澤のミドルシュートで3連続得点を挙げ、30-23とリードを7点に広げる。その後も奪ったリードから落ち着いて試合を展開したフェニックスは35-27で勝利し、準々決勝に駒を進めた。
PICK UP選手
久保(龍)選手
アグレッシブなディフェンスでチームに勢いを出せるよう戦い抜きました。準々決勝も同様に、日本一に向けて戦います。