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試合日程・結果

第73回日本ハンドボール選手権大会VS 湧永製薬

2021

12.03

13:30~

AWAY

堺市立大浜体育館Cコート

大同特殊鋼

36

16 前半 13

20 後半 20

湧永製薬

湧永製薬

33

~準々決勝で敗退~

日本選手権準々決勝の相手は湧永製薬。今シーズンは日本リーグで対戦しており、高さのある相手ディフェンスに苦戦した前半に対し、後半は機動力を活かしたディフェンスで堅守速攻の展開に持ち込み引き分けに終わっている。前日の琉球コラソン戦では得意の堅守速攻の展開で勝利しているだけに、この勢いのまま勝利して準決勝に駒を進めたい。

相手のスローオフで試合が始まる。両チームとも最初のオフェンスでシュートがゴールポストに嫌われ無得点となり、緊迫したスタートとなる。試合が動き出したのは1分を過ぎたところから。フェニックスがゴールキーパー堀田の好セーブからデネルのミドルシュートで先制点を奪う。その後は伝統チーム同士の対戦らしく、互角の引き締まった試合が展開される。再び試合が動いたのは16分過ぎから。9-10と1点ビハインドの場面でオフェンスミスが連続し、相手に速攻を許して18分に9-13と4点をリードされる苦しい展開となる。追いつきたいフェニックスだが、相手ゴールキーパーにシュートをセーブされ、追加点を奪うことができない。流れは相手に傾くかと思われたが、ゴールキーパー久保(侑)を中心とした堅守で相手に追加点を与えず、両チームとも我慢の時間帯となる。残り5分、藤江のカットインシュート、中田のミドルシュートで2連続得点を挙げ、13-15と2点差まで詰め寄ったフェニックスだったが、相手に得点を許し13-16の3点ビハインドで前半を折り返した。

前半は失点が多かっただけに、後半はディフェンスを修正し、速攻に持ち込みたい。フェニックスのスローオフで後半が始まると、早々にデネルのミドルシュートで得点を奪う。確実に追いつきたいフェニックスはアグレッシブなディフェンスを展開するが、退場者を出してしまい、その間に相手に3連続得点を許し5分に14-19と5点のリードを奪われる。フェニックスは、デネルと中田のミドルシュート、藤江の速攻で8分に18-20と2点差まで追い上げた。一気に上昇ムードがチームに流れたが、シュートミスをきっかけに試合の流れが再び相手に傾き、連続失点で12分に19-25と再びリードを広げられてしまう。ここからは互角の展開が続いたが、諦めずにじりじり追い上げ31-34の3点ビハインドで迎えた試合時間残り2分、マンツーマンディフェンスで最後の勝負を仕掛けるが、相手の個人技にかわされて万事休す。33-36で準々決勝敗退となった。

PICK UP選手

久保(侑)選手

チームを鼓舞した

日本選手権で優勝するために練習に励んできましたが、準々決勝での敗退となってしまいました。日本リーグの再開まで時間があるので、積み上げてきたことに加え、さらにチームが成長するよう頑張ります。

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