第74回 国民体育大会VS 茨城
2019
10.04金
15:00~
AWAY
坂東市総合体育館
愛知(大同特殊鋼)
30
14 前半 12
16 後半 14
茨城
26
~開催地・茨城に惜敗し、初戦敗退~
第74回国民体育大会初戦の相手は、開催地茨城県。日本リーグの強豪チームから地元出身選手と有望な学生を集めてチームを形成している選抜チームである。完全アウェイな状況の中、会場の雰囲気にのまれずに、自分たちのハンドボールができるかがこの試合のカギとなる。
愛知県(大同特殊鋼)のスローオフで試合がスタート。開始早々、早いパス回しから東江のステップシュートがゴールに突き刺さり、先制点を奪う。その後、相手に1点を奪われるも、加藤のポストシュートが決まり、立ち上がりの5分を2-1と好調なスタートを切る。だが、そのあと追加点を決めることができず、攻撃でミスが続くと相手はその隙を見逃さず、速攻で走り込まれ次々と得点を許し、前半8分で2-6と相手の流れとなる。その後、池辺、東江のミドルシュートで喰らいつき、2点を返すも相手のスピードある攻撃を守り切れず、点差を広げられてしまう。20分過ぎからディフェンスが機能し始め、ゴールキーパー久保の好セーブが続き、26分に東江がカットインシュートを決めるなど点差を縮める。その後も一進一退の展開が続き、勢いのある相手に対して果敢に攻めるも、前半を12-14の2点ビハインドで折り返す。
後半開始早々に、相手にカットインで得点を奪われるも、平子、吉田のサイドシュート、池辺の速攻で得点を重ね、点差を縮める。しかし、相手の勢いは衰えることなく、失点を抑えることができない。序盤は一進一退の攻防が続き、後半5分で15-17と2点を追う。その後、相手のミスから東江が速攻で相手ゴールキーパーの股下を射抜き、16-17の1点差に詰め寄るが、この好機にディフェンスでリズムを掴むことができず、逆に相手ゴールキーパーのファインセーブの連発で、得点が止まる時間帯が続く。このピンチを凌ぎ、勢いを増した相手に連続得点を許し、15分で18-23と5点差とされる。残り15分になり、得点が欲しいところで東江がミドルシュート決めると、それをキッカケに相手の攻撃を死守し、平子、東江の速攻で連続得点、24分で23-26と再び3点差まで詰めよる。残り5分、時間がないなか果敢に攻め立て、シュートチャンスを演出するも相手ゴールキーパーのファインセーブにあい、連続得点を奪うことができない。池辺がなんとか得点するも一歩届かず試合終了。26-30の4点差で敗れた。
6年ぶりに愛知県代表として出場した国体であったが、とても悔しい初戦敗退となった。だが、今回の試合で出た課題を修正し、日本選手権、日本リーグで悲願の日本一を達成したい。
PICK UP選手
東江選手
悔しい敗戦となりましたが、この結果を受け止めて、これから続く日本リーグに向けて、課題を克服し、個人としても、チームとしてもレベルアップしていきたいと思います。応援ありがとうございました。
池辺選手
初戦敗退という悔しい結果となってしまいましたが、私の地元での試合ということで、試合を観に来てくださった方々のために精一杯プレーをしました。この試合で出た課題をしっかりと克服し、リーグ戦に向けて練習に励んできたいと思います。