第77回国民体育大会成年の部 愛知県予選会VS 豊田合成
2022
06.04土
12:00~
AWAY
名古屋市体育館
大同特殊鋼
34
16 前半 16
13 後半 13
2 延長前半 2
3 延長後半 2
豊田合成
33
~延長まで持ち込むも惜敗~
決勝の相手は、豊田合成。日本リーグ2連覇中の強豪チームである。国体予選のため、両チームとも外国人選手が出場できない同じ条件のもと、これまでの対戦結果からも接戦が予想される。トレーニングの成果を発揮し、チーム一丸となって勝利して東海予選の切符を掴み取りたいところ。
豊田合成のスローオフで試合が始まる。開始早々、相手の鋭いミドルシュートで先制点を奪われる。すぐに取り返したいフェニックスだが、オフェンスミスから逆速攻の悪い流れで4連続失点し、0-4と苦しい立ち上がりとなる。しかし、ここから藤江のミドルシュートを皮切りに河原のミドルシュート、康本のポストシュート等で得点を重ね、前半15分で8-9と1点差に詰め寄る。ここからは両チーム一歩も譲らない展開が続くが、迎えた25分、久保のセーブから杉本の速攻で得点し、ついに14-14の同点に追いついた。その後は両チーム2点ずつ得点し、16-16の同点で前半を折り返した。
フェニックスのスローオフで後半が始まる。立ち上がりはフェニックスが流れを掴む。小澤のカットイン、藤江、河原のミドルシュートで3連続得点を挙げ、3点のリードを奪ったフェニックス。このまま優位に試合を進めたいところだったが、豊田合成の分厚いディフェンスを前に得点が止まり、後半15分に21-21の同点に追いつかれる。その後も、なんとかシュートチャンスを作るが相手ゴールキーパーの好セーブに阻まれ、22-24と逆転を許す。両チームの意地がぶつかり合う互角の展開が続く中、試合時間残り2分、27-29の2点ビハインドの状況から小澤が意地のミドルシュートを2連続でねじ込み、29-29の同点に追いついて勝負は延長戦へ。
延長開始早々、藤江がカットインシュートをねじ込みリードを奪うが、両チーム譲らない激しい攻防が続き、31-31の同点で延長前半を折り返す。息が詰まる互角の展開が続く中、試合時間残り30秒、中田のミドルシュートで33-33の同点としたフェニックス。同点のまま7mスローコンテストに突入かと思われた残り5秒、勝負をかけた相手のスカイプレーを守り切れず失点。33-34で惜しい敗戦となった。
PICK UP選手
小澤選手
新体制となって初の公式戦でしたが、決勝で敗れ優勝はできませんでした。悔しいですが、自分たちがやってきたことに手応えは感じることができたので、下を向かずに21日からの社会人選手権で優勝を目指します。応援ありがとうございました。
中田選手
前半のミスが響き、勝利することができませんでした。この結果をしっかり受け止め、もう一度前を向いて、社会人選手権で日本一を目指します。ご声援ありがとうございました。