会場
AWAY
TGアリーナ(愛知県)
第12戦の相手は豊田合成。開幕戦で敗北を喫し、全日本総合でも接戦を強いられており気の抜けない相手である。
試合開始早々、相手に先制点を許す。しかし、野村の強烈なロングシュート、加藤の確実なポストシュート、高のロングシュートで3連続得点を奪い、すぐさま逆転する。守っては、ゴールキーパー久保(侑)が相手のシュートをことごとくセーブし、簡単に得点を許さない。ゴールキーパーの好セーブからリズムを掴んだフェニックスは、藤江の鋭いカットイン、野村のロングシュートで2連続得点を奪い、前半11分までに5-2と3点をリードする。このまま勢いに乗って相手を突き放したいところだが、相手ゴールキーパーに好セーブを連発され、苦しい時間帯が続く。しかし、フェニックスもゴールキーパー久保(侑)がスーパーセーブを連発し、相手に得点を許さず、前半を8-5の3点リードで折り返す。
後半に入ると加藤のポストシュートで先制し、このまま流れに乗るかと思われたが、相手にディフェンスからの速攻で得点を許し、後半10分までに10-9の1点差まで追い詰められる。しかし、それでもフェニックスは焦ることなく加藤、野村、岸川が確実に追加点を決め、後半17分までに13-11の2点リードと相手に逆転を許さない。するとここから千々波のサイドから回り込んでのロングシュートを切っ掛けに、山城のサイドシュート、高のカットインなどで試合の流れを呼び寄せる怒涛の4連続得点を奪い、後半25分までに17-11と6点をリードし、試合を決定付けた。その後、相手に得点を許すも高、加藤、野村が着実に得点を重ね、20-13の7点差で勝利した。この試合はベテランが勝負どころで試合を決定付けるプレーでチームを勝利に導いた。この勢いに乗り、2月の残り4試合も全勝できるように一戦一戦大切に戦っていきたい。
ポイント
- ゴールキーパー久保(侑)の好セーブが光った。
- 終始安定したディフェンスで相手に得点を許さなかった。
- シュートミスで思うように追加点を取ることができなかった。