会場
AWAY
北陸電力福井体育館フレア
日本リーグ第7戦の相手は北陸電力。北陸電力は今季勝ち星こそないものの、いずれの試合も接戦での敗戦であり、速攻を中心とした勢いのあるチーム。アウェーでの戦いではあるが、勢いにのまれず、立ち上がりから主導権を握り、優位に試合を進めたい。
試合開始早々、野村のロングシュートで先制すると、続けて平子がサイドシュートを決め、2-0とする。その後、1点を失うが、藤江の2連続カットイン、久保(龍)、平子のサイドシュートで4連続得点し、前半8分で6-1と、序盤から相手に隙を与えない勢いのある攻撃を見せる。相手も簡単には諦めず、粘りのある攻めから得点するが、フェニックスは勢いを緩めることなく、千々波を中心とした堅いディフェンスから平子、千々波、野村の速攻等で5連続得点を奪い、17分には12-4と大量8点をリード。その後、ミスで失点する場面もあったが、池辺、東江の2連続ロングシュート等で確実に得点を挙げ、リードを保ったまま優位に試合を進める。28分には千々波が速攻を決め、16-9と7点リードで前半を折り返した。
後半に入っても、藤江のカットイン、東江のロングシュートによる2連続得点で、常に優位な展開を維持するフェニックス。その後も、杉本の7mスロー、朴のポストシュート、東江のロングシュートと3連続得点を挙げ、後半6分で21-10と点差を広げる。オフェンスのリズムが悪く、ミスの目立つ場面もあったが、安定したディフェンスで相手に簡単に得点を与えず、ノーマークの場面でもゴールキーパー久保(侑)がファインセーブを見せ、相手に追撃の隙を与えない。ここから、東江のロングシュート、加藤のポストシュート、杉山の速攻、池辺のロングシュートでラストスパートをかける。27分過ぎには池辺、杉本の速攻で28-16と、この試合最大となる12点差をつけ試合を決定づけた。最後は2連続失点したが、終始安定したディフェンスと落ち着いた試合運びを見せ、28-18で今季5勝目を挙げ、リーグ3位をキープした。
ポイント
- 堅いディフェンスで失点を最小限に抑えた。
- 試合開始からすぐに勢いに乗った。