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東海市民体育館(愛知県)
リーグ第15戦の相手は北陸電力。現在リーグ最下位ではあるが、トヨタ車体に勝利するなど地力のあるチームだけに、持ち前のチームワークを発揮して確実に勝利したい。
試合開始早々に東江の得点で先制すると、その後も吉田の速攻、藤江のカットイン、杉本のサイドシュートが決まり絶好のスタートを切ったフェニックス。相手もここで離されまいと反撃を見せるが、ディフェンスで踏ん張り、試合開始10分で7-4と3点リードの優位な展開に持ち込んだ。
その後、相手に3連続得点され一時は同点とされるが、東江、朴等の得点で10-7と再び3点をリードする。リードを奪ったフェニックスはここから落ち着いた試合運びを見せ、藤江、杉本、吉田らが確実に得点を重ねて前半を15-11の4点リードで折り返した。
後半に入ると、立ち上がりからフェニックスの勢いが爆発する。東江のロングシュートを皮切りに平子、朴が続き怒涛の5連続得点で一気にリードを広げた。更にゴールキーパー久保(侑)のファインセーブもあり、後半10分に21-12と9点のリードを奪った。その後、吉田のスカイプレーや原田の7mスロー、池辺のロングシュート等も決まり、25-14とリードを11点に広げる。
試合終盤にも杉山の気迫のこもった3連続得点や、ゴールキーパー田中の7mスローセーブなど、最後までチーム一丸となって戦い抜いたフェニックスが29-17の12点差で勝利を収めた。
課題であった後半の立ち上がりに相手を引き離すなど、良い試合運びができた。次戦12月3日のトヨタ車体戦でもこの勢いを継続させ、勝利を収めたい。
この結果8勝2分5敗とし、プレーオフ進出圏内である4位に浮上した。