会場
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トヨタ車体吉原体育館
国民体育大会愛知県予選準決勝の相手は豊田合成。先月の社会人選手権大会4位のチームであり、勢いに乗った時の爆発力があるため、序盤から気を引き締めて確実に勝利したい。
試合開始早々、オフェンスでのミスが重なり、相手に4連続得点を許し、0-4と4点をリードされる苦しい展開。このまま相手を勢いに乗せたくないフェニックスは、ゴールキーパー久保のファインセーブ、藤江、池辺、杉本の3連続得点で流れを取り戻し、前半10分までに3-4と1点差に詰め寄る。その後、相手に得点を許すが東江、藤江、池辺が確実に得点を重ね、8-5と3点のリードを奪う。相手も負けじと反撃を図り、20分に9-9と互角の展開が続く。
リードして優位な展開で前半を折り返したいフェニックスだが、ミスが続き、9-11と2点のリードを奪われる。加藤のポストシュート、杉本のサイドシュートで得点するが点差を縮めることができず、12-14の2点ビハインドで前半を折り返した。
後半開始早々、杉本のサイドシュートを皮切りに東江、池辺、藤江らの6連続得点で息を吹き返したフェニックスは、8分までに18-14と4点をリードする優位な展開。しかし、反則による退場者を出してしまい、その間に18-18と同点にされる。この悪い流れをゴールキーパー久保のナイスセーブとディフェンスで相手にリードを許すことなく持ちこたえたフェニックスは、東江、藤江、千々波らが着実に得点を重ね、15分までに23-19と再び4点のリードを奪う。
その後は、千々波を中心とした堅い守りで相手のミスを誘い、これを池辺、東江等が確実に得点に繋げるなど、冷静な試合運びで優位な展開をキープし、30-25の5点差で勝利を収め、決勝へと駒を進めた。