会場
AWAY
ジップアリーナ岡山B
日本選手権初戦の相手は筑波大学。フィジカルを武器にモダンなハンドボールを展開するチームである。これまでに多くの日本リーガーを輩出し、学生界を牽引するチームでもある。
前半、フェニックスのスローオフで試合が始まる。開始早々に小澤の豪快なシュートで先制点を獲得する。しかし、相手の狭い角度からのサイドシュートで得点を許し、なかなか離すことができない。序盤は手探り状態で試合が進むも、前半7分石橋・杉本の3連続得点で5-3とする。一進一退の攻防が続く中、佐藤の鋭いフェイントが相手のファールを誘い、7メートルスローを獲得する。それを杉本が冷静に沈め得点する。そこから、佐藤・鄭で連続得点をし、前半19分11-7とリードをさらに広げる。その後、相手に得点を許し、池辺・杉本の2連取で順調に得点を重ねるも、相手の多彩な攻撃て得点されリードを広げることができない。そのまま試合が進み、17-13の4点リードで前半を折り返す。
後半、フェニックスの力強いディフェンスで相手の攻撃を封じ込め、リードを広げたいところ。開始早々、吉田の2連続得点でスタートダッシュに成功する。その後フェニックスは退場者を出すと、その隙に相手の果敢な攻撃で2連続得点を許す。そこから東江・平子の速攻で反撃し、後半8分21-15とする。この勢いのままにセーフティーリードを保ちたいところであったが、ディフェンスでリズムを掴めずにシーソーゲームとなる。悪い流れを断ち切りたいフェニックスは、試合終盤に池辺・康本の連続得点で再度相手を引き離し、そのまま試合終了。28-23で勝利した。
PICK UP選手
佐藤選手
少ない出場時間の中で、自分の役割を全うすることができました。今後もいつでも試合に出場できる準備をして、チームの勝利に貢献したいです。