会場
AWAY
トヨタ車体吉原工場体育館
国体愛知県予選の初戦の相手は、豊田合成。前年度の愛知県予選では敗れた相手だけにリベンジを果たしたいところ。試合開始早々、相手に先制点を許すも、負けじと加藤がポストプレーで得点を返す。試合の主導権を握りたいフェニックスは加藤が獲得した7mスローを東江が確実に決めると、吉田・平子の速攻でさらに得点を重ねる。その後もゴールキーパー久保の好セーブから立て続けに得点を重ね、16-8と大幅にリードする。しかし、その後、相手の粘り強い攻撃に点差を縮められ17-14の3点リードで前半を折り返す。
後半の立ち上がりも前半の良いリズムを継続し、速攻で果敢に相手ゴールを揺らすも、相手も本来の持ち味を取り戻し、点差を広げさせない。その後、メンバーを代えるも一進一退の攻防が続き、どちらも譲らぬ展開に。しかし、フェニックスは焦ることなく攻撃を展開し、池辺のカットインシュート、吉田・平子の安定したサイドシュートで得点差を保ち続け、リードを維持したまま32-27の5点差で勝利を収め、決勝へ駒を進めた。